松本零士展 創作の旅路:没後初の大型展覧会 「銀河鉄道999」「キャプテンハーロック」「男おいどん」 宇宙、女性、メカの魅力
配信日:2025/06/19 13:51

故・松本零士さんの没後初の大型展覧会「『銀河鉄道999』50周年プロジェクト松本零士展 創作の旅路」が6月20日から東京シティビュー(東京都港区)で開催される。2023年に亡くなった松本さんの没後初となる大型展覧会で、初期作品を含む300点以上の原画、初公開の資料や貴重な思い出の品々を展示。「宇宙」「女性」「メカ」といった松本さんの作品の魅力に迫る。9月7日まで。
マンガとアニメという2つのフィールドで独自の世界観を表現し続けた松本さんのアーティストとしての技術と力、70年を超える創作活動で未来に託したメッセージを読み解く。エントランスは、「銀河鉄道999」の駅のプラットホーム、銀河超特急999号のモニュメントが来場者を迎える。
「歩みを刻む零士メーター」では、北九州・小倉でマンガ家を志した14歳の頃の作品「虫の世界探険記」、初期の少女マンガ、極貧生活の経験から生まれた「男おいどん」の原画などをに加え、デビュー当時の貴重な「創作ノート」を初公開。「宇宙戦艦ヤマト」のマンガ版原画、「宇宙海賊キャプテンハーロック」の原画や直筆の絵コンテも並ぶ。
「唯一無二の創作宇宙」では、「銀河鉄道999」の第1話の貴重な原画、実際に使用していた画材や参考書籍、愛用していた帽子など思い出の品々も公開される。「Artist Leiji Matsumoto」では、「男おいどん」「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」などのカラー原画を展示する。北九州市漫画ミュージアム企画展示室(北九州市小倉北区)でも9月27日~2026年1月12日に開催される。
提供元:MANTANWEB