ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー:追加戦士・熊手真白役の木村魁希 “ジェラミー”池田匡志を目標に 特撮の先輩たちからアドバイスも
配信日:2025/06/01 10:15

スーパー戦隊シリーズ「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」(テレビ朝日系、日曜午前9時半)の第16話(6月8日放送)から、追加戦士としてゴジュウポーラー/熊手真白(くまで・ましろ)が登場する。明かされている事前情報は少なく、まだまだ謎の多い人物だが、演じる俳優の木村魁希さんに、真白の魅力や今作への意気込みを聞いた。
◇受け続けてきた戦隊オーディション「やっとつかんだ」
木村さんは2001年5月16日生まれの24歳。茨城県出身。18歳で芸能活動を開始し、2019年に恋愛リアリティー番組に出演して注目を集めた。現在は、朝の情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)の流行ニュース紹介コーナー「キテルネ!」のリポーターを務めている。
スーパー戦隊のオーディションは、令和2作目の「機界戦隊ゼンカイジャー」(2021~22年)から毎年受けていたという。
「若手俳優の登竜門とも言われていますし、僕自身も小さい頃からスーパー戦隊が大好きだったので、芸能活動を始めた時から、勝手にスーパー戦隊は絶対に通らなければいけない、そこに選ばれなければ駄目だと思い、ずっと受け続けてきました」
幼い頃は「爆竜戦隊アバレンジャー」(2003~04年)、「特捜戦隊デカレンジャー」(2004~05年)、「魔法戦隊マジレンジャー」(2005~06年)のファンだった。
「お母さんの車の中ではずっとスーパー戦隊の曲が流れていて歌っていましたし、キャラクターグッズのバッグを使っていたり。マジシャインのパジャマも着ていました! 子供時代にすごく影響を受けていたので、人一倍、スーパー戦隊への思いは強かった自負があります」
しかし、これまでのオーディションでは、書類審査で落ちてしまった年も。「年齢がどんどん上がって行くにつれ、目標から遠のいていっているという焦りもあったからこそ、今回のオーディションではやれることを全部やろうと! ばあちゃんが編んでくれたニットを着て行ったり、お世話になっていた番組で作ったズボンを履いていったり、いろいろな人の力を借りました。出演が決まったと聞いた時は、やっとつかんだぞ!と、うれしさというより達成感がありました」と喜びを語った。
◇アクションはボクシング見て研究も
演じる真白は、テガソードによって行われた第一次指輪争奪戦のチャンピオンで、「ゴッドネス熊手」を自称する。「とんでもない派手好きです(笑)。あまり詳しいお話はまだできないのですが、いろいろな経験からくる言葉や行動など、ほかのゴジュウジャーとは違った立ち位置のキャラクターなので、真白の登場で物語がさらに加速していくのではないかと思います」と紹介する。
真白はボクシングを主体とした戦闘スタイルだが、木村さん自身アクションは初挑戦。そんな中、別番組などで共演した特撮の先輩たちからアドバイスをもらったという。
「番組でご一緒していた(仮面ライダーカイザの)村上幸平さんや、(仮面ライダーディケイドの)井上正大さん、舞台で共演していた(ジュウオウイーグルの)中尾暢樹さんから『アクションはできた方が良いよ』と言われたので、急いで事務所に稽古(けいこ)をさせてくださいとお願いしました(笑)。撮影が始まるまでにたくさん練習を重ねられてはいないのですが、ボクシングの映像も見て研究しています」
追加戦士といえば、同じグループ事務所の池田匡志さんが「王様戦隊キングオージャー」(2023~24年)のスパイダークモノス/ジェラミー・ブラシエリ役で話題となった。そんな池田さんを目標にしていると明かす。「同じグループ事務所で、同じ追加戦士で、同じ白(の戦士)なのでやっぱり意識しますよね。しかも、この前の(NHK・BSで放送された)『全スーパー戦隊大投票』でジェラミーすごくなかったですか?(※ヒーロー部門4位) 追加戦士ということで僕もそのようにならないとな、と思いました! 触発されています!」と意気込んだ。
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