キャッツ・アイ：完全新作アニメ　三姉妹の声優に小松未可子、小清水亜美、花守ゆみり　俊夫役は佐藤拓也　予告に“令和”の怪盗キャッツアイ

配信日:2025/03/18 17:00

「キャッツ・アイ」の完全新作アニメのティザービジュアル（C）北条司／コアミックス

　1980年代を中心に人気を集めた北条司さんのマンガ「キャッツ・アイ」の完全新作アニメが、Disney＋で9月から独占配信されることが分かった。メインキャストも発表され、声優の小松未可子さん、小清水亜美さん、花守ゆみりさんが喫茶キャッツアイのオーナーである美人三姉妹を演じることが分かった。小松さんが次女の来生瞳、小清水さんが長女の来生泪、花守さんが三女の来生愛をそれぞれ演じる。佐藤拓也さんが刑事の内海俊夫を演じることも発表された。俊夫は、犬鳴警察署の刑事で怪盗キャッツアイを追いかけながらも、瞳とラブロマンスを繰り広げる。

　三姉妹が喫茶キャッツアイで笑顔を見せる姿と、ビル街を背に怪盗キャッツアイとしてりんとたたずむ姿を描いた“昼”と“夜”の2種のティザービジュアルが公開された。

　予告もYouTubeで公開された。スカイツリーを臨む東京の街を舞台に、予告状の時間直前の緊張感あふれるカウントダウンから始まる映像で、怪盗キャッツアイとして華麗に現れる三姉妹や、怪盗キャッツアイを懸命に追い続ける俊夫などが描かれている。

　瞳役の小松さんは「誰もが知る名作、『キャッツ・アイ』が新たにアニメ化……！！　私自身リアルタイム世代ではないのですが、もちろん作品は知っていましたし、主題歌も口ずさめちゃうほど時代と共に身体に染み込んでいる……作品の偉大さをひしひしと感じています。新キャッツ・アイは、不動のラブコメでありつつ、今の時代だからこその華麗な手口、アクションが味わえる作品になっていると思います。令和によみがえる三姉妹の虜（とりこ）になってもらえますように……！」とコメント。

　泪役の小清水さんは「泪役を担当させていただくことになり、光栄ですと同時に重圧も感じています。私、子供の頃再放送で見ていた世代で、“キャッツアイ”のカッコ良さに憧れ俊夫さんの剽軽（ひょうきん）さにたくさんの笑顔をもらいました。今作風に合わせ大切に演じさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします」と話している。

　愛役の花守さんは「小さい頃、母が口ずさんでいた『CAT’S EYE』、まさか自分がミステリアスガールの一人になれる日が来るなんて……！　猫のように気ままで、しなやかで、目が離せない愛ちゃんをお見せできるよう精いっぱい演じさせていただきます。どうぞよろしくお願いします！」と意気込みを語っている。

　俊夫役の佐藤さんは「幼い頃、いつも身近にあったマンガ『キャッツ・アイ』は『お兄さんにならないと読んじゃいけない憧れのマンガ』でした。後年アニメで出会った『キャッツ・アイ』は、セクシーでオシャレで少し大人の世界を魅せてくれただけでなく、その軽妙なやり取りがたまらなく好きでした。そして今、『待てぇ！キャッツ！』と、走り回る日が来ようとは夢にも思いませんでした。新たにアニメで表現される『キャッツ・アイ』の収録現場は作品へのリスペクトと熱気で満ちています。ずっと作品を愛してこられた皆さんはもちろん、令和、このアニメをきっかけに『キャッツ・アイ』に触れる方にもお楽しみいただけるよう、声の出演者として精いっぱい務めさせていただきます。どうぞお楽しみに！」と語っている。

　同作は1981～84年に「週刊少年ジャンプ」（集英社）で連載された人気マンガ。喫茶キャッツアイのオーナーである美人三姉妹の瞳、泪、愛が、怪盗キャッツアイとしてクールに夜を駆け、世間を騒がす……というストーリー。華麗なアクションや刑事とのスリリングな恋が描かれた。

　1983～85年にもテレビアニメが放送されており、約40年ぶりに再びシリーズアニメ化されることになった。新作アニメでは、Adoさんが、杏里さんが歌った主題歌「CAT’S EYE」をカバーする。

　◇スタッフ（敬称略）

　監督：末田宜史▽脚本：森ハヤシ▽キャラクターデザイン／総作画監督：薮本陽輔▽音楽：林ゆうき▽制作：LIDEN FILMS

　◇キャスト（敬称略）

　来生瞳役：小松未可子▽来生泪役：小清水亜美▽来生愛役：花守ゆみり▽内海俊夫役：佐藤拓也

提供元：MANTANWEB