チ。 -地球の運動について-:アニメ“ラスト2話” 少年期のアルベルト役は種崎敦美 第24話「タウマゼインを」登場
配信日:2025/03/04 18:00

「第26回手塚治虫文化賞」のマンガ大賞に選ばれたことも話題の魚豊さんのマンガが原作のテレビアニメ「チ。 -地球の運動について-」に声優として、種崎敦美さんが出演することが分かった。種崎さんは、第23話「同じ時代を作った仲間」から登場しているパン屋の青年アルベルトの少年期を演じる。少年期のアルベルトは、3月8日放送の第24話「タウマゼインを」に登場する。青年のアルベルトは、声優の石毛翔弥さんが演じている。テレビアニメは全25話で、“ラスト2話”となった。
種崎さんは、作品の印象について「学生の頃、倫理の授業や哲学の本を読むのが大好きでした。読みながらその時のことを思い出しました。頭の中が宇宙みたいになって、胸が熱くなって、わくわくしました」とコメント。アルベルトについては「少年期のとある経験により、あふれるほどあった知的好奇心を閉じ込めてしまっていますが、本来の自分を取り戻すことで、またバトンがつながっていく……という、地動説にとってとても重要な人物です」と話している。
ファンに向けて「この作品の一部になれて光栄です。つながれてきたバトン。テレビアニメ『チ。』のゴールも近いです。ぜひ、一緒に見届けてもらえたらうれしいです」とメッセージを送った。
同作は、「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で2020~22年に連載された。15世紀のヨーロッパを舞台に、異端思想の地動説を命がけで研究する人々の姿が描かれた。アニメは、「サマーウォーズ」などのマッドハウスが制作する。NHK総合で毎週土曜午後11時45分に放送中。
提供元:MANTANWEB