みんなのレビューと感想「よろこびのうた」（ネタバレ非表示）（8ページ目）

悲しい

フィクションだとわかっていても、ちょっとリアリティーがあって悲しくなりました。でもこんな夫婦って羨ましいなとおもいました。

サスペンス？

タイトルや試し読みした感じはサスペンスなのかな？とか色々思いましたが、なぜか知りたくなって結局一気読みしてしまうくらいのめり込んでました。
物悲しく、儚い愛を感じられる作品です。

死に方を選べるなら

焼身自殺は怖い。熱いだろうし苦しいし痛い。ムリムリ！と思うのだけど、愛し合い想い合う夫婦が手を繋いで一緒に…そんな決断をするのが切なくて、悲しくて、読み終えたあとのモヤモヤが凄い。

老老介護の現実が描かれています。誰も、自分でも、限界を決めきれずに、誰も本当の意味で助けられずに、精神的体力的に追い詰められていて、読んでいてとても切なかったです

老老介護。

老老介護の現実が描かれています。誰も限界を決めてくれず、誰も本当の意味で助けられない。孤独の中で精神的体力的に追い詰められる。

現代社会で起きていることにお互いを思いやる気持ちを織り交ぜていて、なんとも複雑でした。でも地域の絆も垣間見れてます。

こんな風に

愛してる人と一緒に最後を迎えられたら幸せだろうなぁって思える。内容は重かったけど…添い遂げ方が憧れる。一緒に火葬されたいなぉ

心中は往々にして悲惨だけれど

痴呆が進みつつも愛しい伴侶と、老化と持病進行で悩みを持つ自分、しかも身寄りがないとなれば、同じようなことは考えるかもしれない。

まぁ痴呆が進んだ伴侶を介護する中で、愛しさを持ち続けられることはかなり幸福なケースで、この夫婦は生きても死んでも幸福な夫婦だったんだと思う。

儚いし切ない。その結果に至るまでの道のりは苦痛なイメージを持ちましたが、優しさ故の行動に、ここまでできるか？って思います。

儚くも切ない夫婦の物語
あんな最後が待っているなんて。