この先、露骨な表現を含む可能性のある作品が表示されます。

ご了承のうえ進みますか?

この操作について

煉獄のカルマ

あらすじ

自殺は、身近な6人を不幸にする……。壮絶なイジメに耐えかね、飛び降り自殺した高校生・七瀬 誠(ななせ・まこと)。彼は、自らの自殺によって不幸になってしまった6人を天国でも地獄でもない、「煉獄」で救わなければならない!!

独自の仕組みで巻にまとめているため、該当する話が単行本と一致しない場合があります。 単行本化されていなくても巻として表示している場合があります。

入荷お知らせ設定

機能について

入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。

ユーザーレビュー

  1. 評価:4.000 4.0

    少年漫画としての正しさ

    「自殺は殺_人の最悪の形である。なぜなら、後悔の余地を少しも残さないからである」と言った人がいる。
    私はそれに賛同するし、基本的には自殺に反対である。

    日本には「死者を悪く言うべきではない」という暗黙のルールがある。
    だが、悲劇的な自殺、特に若者の自殺を本当に減らそうと思うならば、それを見直すべきだ。
    いじめられて自殺を選ぶ人間が出る度に、皆が同情して、悲劇の主人公として祭り上げるような社会において、若者が「自殺はいけないよな」と思うだろうか。
    もちろん、自殺に追いやるようないじめをする人間は悪い。
    だが、自殺に関しては、何であれ、自殺した人間が一番悪い。
    本当にそうなのか、ではなく、そういうことにした方がいい、と私は思う。
    少なくとも、少年少女に対しては、そういうアナウンスをすべきだと思う。

    だが実際、「いじめ→自殺→近しい人間による復讐」という漫画は多くあるが、「いや、そもそも自殺がいかんよ」という漫画は、なかなかない。

    本作はその点、好感が持てた。
    前提的に、自殺を過ちとして描いている。
    その上で、一種のファンタジーとして、自殺した人間にチャンスを与える。
    人生をやり直すチャンス、ではなく、自分の死によって不幸になる人間を救うチャンス、である。
    この設定が、甘すぎず、絶望的すぎず、なかなかいい。

    自分の死が何をもたらしたのか、生きている間に気づかなかったことは何なのか、そして、生きていればどんな可能性があったのか。
    それを描くことで、「死ぬべきではなかった」という明確な後悔を描いている。
    本来あり得ない「自殺したことの後悔」を、ファンタジーが可能にしている。

    こんな世界でも自殺してはいけなかったのか、という主人公の叫びには、胸をえぐられる。
    しかし、それでもやはり、死ぬべきではなかった、と。
    死者の口を通じて送られたそのメッセージは、少年漫画として、とても正しいと私は思う。

    by roka
    • 3
  2. 評価:5.000 5.0

    第一シーズン?をまずは見ました…心に刺さるストーリーでした。私も同じ考えなので、人は必ず誰かを巻き込んで生きてるから命を大切にしてほしい。

    • 0
  3. 評価:4.000 4.0

    絵がやっぱりいいよね

    この先生の絵は結構好きです。内容的にも考えさせられるものが多くて、私は結構好きでした。いつの間にか連載終わっていて寂しかったですが。

    by ちり5
    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    はざま

    ネタバレ レビューを表示する

    結構攻めた内容の漫画になってます。

    加害者の視点、被害者の視点。

    あー、なるほどね
    思わずそんなことを思ってしまいます。

    by 匿名希望
    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    何回も読み返したくなる内容でした。考えさせられる。シリーズで続いてほしいなと思います。カルマちゃんの詳しいお話とか読んでみたい。

    • 0

すべてのレビューを見る(27件)

みんなが読んでるおすすめコミック

最近チェックした作品

Loading

おすすめ無料連載作品

    Loading

迷ったら無料で読めるこの作品!

おすすめ特集

>
ボーナスポイント2倍