みんなのレビューと感想「お慕い申し上げます」（ネタバレ非表示）（10ページ目）

とてもよいです。

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日本の歴史物や文化、伝統芸能が好きなので、
テーマと表紙に惹かれて読みました。

想像よりずっとずっとよかったです。

ありがちな恋愛展開とか
陳腐な説教臭さもなく
仏教のことがわかりやすく
肌身で感じられる貴重な作品だと思いました。

人生で苦しいとき悲しいときに
思い出したい言葉であふれていて
いまの自分を自然と前向きに見つめなおせました。

終盤かけ足な展開がすこし慌ただしく感じたけれど、終わり方もよかった…。

話として、道成寺の安珍と清姫を思わせ、
（ヒロインの名字が清沢）、
そんなところもよかった。

無常

久しぶりに声に出すくらい泣きました。お寺って死んだ時しか頼らない場所で、でもそんな時にすごく大きな存在だなぁと改めて思いました。宗教的なところは詳しくないけれど、安心したりすごく神聖な場所であって、人としてって迷った時に、すごく頼りたくなる場所だなぁと思いました。すごく遠い存在に感じていましたが、このマンガを読んでお経や仏教の教えに少し興味を持てました！

また読み返したい作品

仏の教えを題材にした話しは、お経に関わりが少なくなった現代の日本人でも感じ入るものがあるはずです。
人が生まれて死ぬことについて、新たに考える事が出来た作品です。

田舎に住んでいるとお寺の檀家さんの意識、無縁仏、永代供養そんな話はいずれ耳にする話です。お坊さん側からの視点で新鮮でした。
全話ほぼ一気に読んだのですが、途中から泣かずには読めませんでした。

妬みも嫉みも悲しみも私の中から無くなることはないと思いますが、そんな考え方もあるんだと砕くお話、無常とは。。。
とても考えさせてくれる漫画です。
決して崇高な理想だけではないお話です。

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なんとなーく読み出したら止まらなかった。漫画でこんなに泣いたのは初めてです。考えさせられるし、決して簡単に読めるテーマではないけど、とても引力のある作品で一気に読み切ってしまいました。

誰しもが一度は考えたことがあるであろう死というもの、感じたことがあるであろうどうしようもない負の感情が描かれています。自身の死、家族の死、友の死、それ以外の人達の死、恨み、辛み、妬み、嫉み、憎しみ、耐え難い悲しみ、底のない不安。それら全てがありましたが、分かりやすいご都合主義ではなく、救いという大層なものでもなく、きちんと光がありました。

前半、主人公や節子さんの煩悩が凄くて、おいおい...と思ったところもあるのですが、ある意味人間の煩悩のリアルとはこういうものだなと、妙に納得しました。個人的には終わり方もよかったです。

泣いても次の日に支障がない日を選んで読まれる事をおすすめします。

面白い！
僧侶という禁欲的な存在が、悶々とすることがリアリティーに描かれています。
女性に対する煩悩に向き合ってる主人公の姿がいいですね！

無料分だけ…と、思い読みましたが、何と深いお話なんでしょうか…誰もが持つ嫉妬や不安などの解消にも役立つようなお話で、見ていて大変面白く思います。

考えさせられるお話

ふと手にとった感覚で読んだマンガでしたが
読んで良かったです。
苦しみから 逃げることは出来ないけれど 離れることは出来る。

初めの

初めの印象と大きく変わる。いきなり急展開な感じはなくもないが、生死、繋がり、人を憂うということを考えさせられた。良い作品です。

無

死に対して準備する事、向き合う事、受け入れる事、 死の後に残す物…そして又…生まれてくる事を教えて頂きました。

自分の考え、見方で人生が楽になりますね！
この漫画に出会えて良かったです。