【ネタバレあり】プリンセス・リング 皇子と囚われた姫君のレビューと感想

プリンス・リングでもあるぜぃ

　柚原テイル先生のプリンセス・リングシリーズ「皇子と囚われた姫君」のコミカライズです。中世ヨーロッパ風の景色を描かせたら、重厚で壮麗なDUO BRAND.先生方の画が一番！今回も、ぴったりはまっています。
　それにしても、ヒーローのジュリアス、イケメンハイスペックなのに、全然ろまんちっくじゃない！好きな相手にに愛を伝えるのに、「抱いて快楽を与え　体で伝える」なんて教えたバカは、どこのどいつだーっ？お陰で、あのいたいけな「おうじさま」が、とんでもない俺様勘違い男に育っちゃった…。
　月女神と呼ばれるレティンシアはさすがに一国の女王、どんなに精神的に追い詰められることがあっても、誇りを胸に堂々としています。「おうじさま」から貰った指輪を心の拠り所にしつつ、国のために結婚しなければならない女王という職業って、何て難儀なの？
　それでも、幼い頃片方ずつ分け合った指輪を、ともにずう〜っと持ち続けていたレティンシアとジュリアスの二人、何てロマンチック♡予定調和と言われようとも、ハッピーエンドはハッピーエンドなのです。プリンセス・リングであると同時に、プリンスにとっても大切で意味のあるものだった指輪の物語、星５でお勧めです。

初恋の王子と結ばれるのはめちゃめちゃ夢のような事ですよね。イラストも好みでしたし、異世界ものにハマってるので購入しちゃいました。

ハッピーエンド♥

最初はちよっとツライ所があって
感情移入しにくかったのですが、
読みすすめていくにつれ、ホッとしました。