【ネタバレあり】地上より永遠へのレビューと感想

ファンタジー要素があるハーレクインです。
死を迎えようとしているヒロインと死んだはずなのに生き返り、死なないヒーロー。
抱えているものが正反対の二人が恋に落ちます。
ヒーローは二度目の人生を人を助けることを使命として生きていますが、それにとらわれすぎていて少し不憫に思いました。

一緒に歳をとっていけることを幸せに感じられる素敵なお話でした。

作者買い

作者買いなのですが、不思議な感覚。命の期限が迫ってるヒロインと老いることも死ぬことも許されてないヒーローのラブストーリー。200年も老いも死にもしない人間が居るものか❗️と言ってしまえばそれは夢のない話だと思います。作り話だからこそ、ドキドキすることもあると思うので。

最後の表現が好き

途中人によっては少しイラッとするところがあるかも。
男女主人公の孤独は同じでも環境立場が違うことで、気持ちわかるけど、そんなこと言っても…的な発言・否定が、私がだって～と言い訳したくなりました。

でも最後の終わり方・場面がとても好きで、もう星5！
終りが気に入らないと、それまでの葛藤・もやっと感は、払拭されませんよね！
是非一読を(^^)

幸せな気持ちになれます。

彼女と彼の秘密や、それぞれのその時々の感情の描写が文学的で良かった。また、お決まりだけど、ハッピーエンドだし、藤田先生のきれいな絵で良かった。

奇跡

神がかってて現実味にかけてしまって。到底現実には起こり得ないと思ってしまって…
物語に入りにくかったというか…

ハッピー 安心です

絵が綺麗で大好きです。
男性がいつもすてき。
ハーレクインは、ハッピーエンドで安心、と思いつつも、もしやあの世でハッピー？と疑いながら読みました。
キュンとはしなかったけど、これもありか、画力という説得力にヤラレました。いいことです。

以下あらすじ書いてみました。
理不尽なことに屈しない強気なアニーは脳腫瘍で余命わずか。恋はしないときめていたが、ゲイブに出会い、惹かれ合う。たくましい体を持ち、大型バイクに乗り、人助けをする彼は、西部開拓時代から生き続ける不老不死の宿命をもつ。何度か別れようとお互い離れようとするが離れることができず、ゲイブの説得でアニーは手術を受けることを決意する。ゲイブは自分の勝手でアニーを危険にさらしているのではと悩む。そんな中、かつて贖罪として永遠の命を言い渡された門の前でアニーの無事を願うと奇跡が起こる。
アニーの手術成功と老いることのできるアニーと共に生きることのできる身体にゲイブはなったのだ。