4.0
はまってドンドン読み進めてしまいました。
みんながギクシャクし出したあたりで物凄く辛くなりましたが、最後まで読んで少し救われます。少しラストは物足りなさも感じました。
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はまってドンドン読み進めてしまいました。
みんながギクシャクし出したあたりで物凄く辛くなりましたが、最後まで読んで少し救われます。少しラストは物足りなさも感じました。
障がい者を苛める救いようのない、お涙頂戴な物語かと思いましたが、そんなことはありませんでした。主人公の成長と健気すぎるヒロインの純真さに心が洗われます。
単行本全部読みました。
が、試し読みで再読。
小学生の時こういうやりとりあったなぁとか、思い出しながら読んでいたら息苦しくなりました。
子供って素直で残酷だから、人と少し違う部分があるとそこをつついて大きくして仲間内で面白がる所がある。
自分がされてら絶対嫌な筈なのに、ノリでやり続ける所がある。
でもそれを違う!と、本人に謝ろうとする主人公は勇気があるし凄いことだと思います。
果たして自分がお馴染み立場だったら出来ていたか…?
とても泣けます。
でもリアルな分読んでて辛くなるところが多々ありました
登場人物の心の描写が丁寧でいて、漫画としての見せ場だったりキャラの個性だったり、楽しさも大事に作られている。
いじめられた、いじめていた、それを傍観していた、どんな立場であろうと、みんな前へ進んで行こうと、勇気をもらえる爽やかなラストでした。
もちろん現実ではもっと酷い現場もあると思います。でも、私はいじめられた経験がありますが、過去をいつまでも卑下していては駄目なんだと、とても共感できる作品でした。
なんて、思う方もいるかもしれないけど私は読んで良かった作品です。注意としては話の内容に目を背けたくなるイジメや差別という重いテーマを含んでいます。だから物語序盤の主人公の幼稚さと愚かさには腹が立ちますが、これは過ちと人の成長を描いてもいる作品だと思ってる。もちろんそれだけじゃなく登場人物それぞれの悩みや葛藤等も物語に深みを出しています。思春期の若者たちの青春群青劇と言えば聞こえはいいけど、お薦めできるかというと読み手を選ぶかもしれない…。なので星を1つ削ります。
気づいたときに、やり直せばいい。
謝りたいと思ったら、何年経っても謝ればいい、そう思った。
主人公の男の子、やりなおそうとおもった時にやり直せて、よかったね。
そして、壊れた関係も修復できていった。それはすごくしあわせなこと。
わたしも読んでいて、しあわせな気持ちになった。
もうちょっと恋愛を濃くして欲しかった…
告白とか…
でもすごく感動したし最高!!
子どもって残酷だな。と感じながら読み始めました。
この作品自体に価値がある!と思えた作品です、
まだ、全部は読めてません。こつこつ読んでみようと思います。
映画の予告CMで初めて知りました。
中度の聴覚障害の子を持つ母親です。
幸い本作のヒロインほど重度ではないのですが、将来子供が直面するかもしれない問題に触れておきたくて読みました。
レビューサイトでも見ましたが、本当に人物の描写が丁寧です。むかつくくらい、胸糞になるくらい、いやらしいほどにリアル。
担任も、ヒロインの母も、主人公の母も、ああ、いるなぁ、こういう人、っていう。
しかし、気になったんですが、ヒロインのレベルの聴覚障害でも、普通クラス入りますか、普通?両耳補聴器で、更にかなり近くで大声じゃなきゃ聞こえないって、相当の重度ですよね…
とにかく、ひきこまれる作品です。
障害うんぬん関係なく、陰湿ないじめを真っ正面から描いた作品です。