5.0
目の前で落ちていく親友
自分を助ける為だけに、自ら命綱を切って転落していく様を目の当たりにして、自分だけが助かったら、恐ろしいまでの罪悪感に苛まれる。そんなの当たり前。優しいグウェンなら、尚更。事情や状況が解っていても、グウェンを責める事しか出来なかったデクランの気持ちも解る。ナレータがグウェンに遺した最後の言葉を全うする為に、自分の気持ちの中で物凄く葛藤していたんだろうな。ある意味、二人共極限状態。
デクランは、本人が気付いていなくても、多かれ少なかれ優しく綺麗なグウェンに惹かれていたんだろうと思った。だから、グウェンを求めたんだろう。
スティーブ、人でなし。やっぱり、天罰が下った。
グウェンの優しさと、デクランの情熱がよく伝わって来た。
買って良かった✨
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