【ネタバレあり】ネガのレビューと感想

切ないお話

こちらの作品を読んだ後、心にずしんと重いものが残りました。重めなストーリーが好きなので、ハピエンではないお話も、私は大丈夫でした。
「後悔の海」と「スイメンカ」が刺さりました。
辛い恋のお話ですが、ストーリーの構成が素晴らしいなぁと。
あと、「リスタート」はほんとに辛いお話で、同性同士の恋愛の難しさがリアルに感じられました。
はらだ先生の短編は素晴らしく、他の短編も読みたくなりました。

「後悔の海」と「スイメンカ」で1作品

後悔の海と、その続編のスイメンカ、それからピアス/ホールの2作品を読みました
後悔の海は起こった事実のみ、スイメンカはそこに至るまでの思惑などが描かれていて 人生に「たら れば」はないけれど、タイミングが違ったら3人は全く違う恋愛模様になっていたかと思うとやるせない
誰も幸せになってないバッドエンドがキツイ
傍から見てると、素直にやり直せよ！と思わなくもない

ピアス/ホールは人気作品のようだが 痛みがニガテな向きには眉をひそめるシーンが多め

それ以降の作品は気になるけれど、タイトル通りネガティブで全体として重めなので 続きは心身の調子が良い時に読みたい

リスタート、切なくて泣きたくなるくらい良い話しでした！
切っても(手術しても)子供は生めないって言葉、グッときました、、、。
でも周りが良い人ばかりなんで、幸せになって欲しいよね！

バイプレイヤー、笑いました。
計算高い女の子だけど憎めないよね。
笑いだけじゃなく、自ら身をひくところもちょい泣きました。

どれも面白かった

どの話も面白かったけど、最後の中身入れ替わるのがいいですね。オチのオチまであって、BLにおける女子の立ち位置的なものを1コマで表してる感じが深い。
最初のお話の攻めくん、はらだキャラ全開で大好きです。

最高です。人間臭さがたまらないはらだ先生の作品。ポジも良かったのですが心抉られるというか、深く突き刺さったのはダントツにこちらの作品です。

後悔の海、スイメンカ続き物です。三角関係でみんなが苦しんでる。行き場のない気持ちも持っている作品です。
タイトル通りネガティブな気分になったところで最後に「わたしたちはバイプレイヤー」を読んでクスッと笑えてスッキリした気持ちで読み終えられました。

短編集です。短編なのに、このストーリー性の高さ、流石としか言いようがありません。ハッピーエンドのはずだけど、、、ダークな部分があったり。いちゃらぶ好きな方になおすすめしません。

全部好き

正にはらだワールド！はらださんらしさがぎゅっと詰まってます。どれも雰囲気の違うお話で満足度高いです。

後悔の海/スイメンカ
三角関係の話。受けの子がかわいそう。攻め2人は自分勝手で1ミリも同情できない。
今まで上手くいってたから黒髪攻め君とこのまま進んで欲しいけど、疑心暗鬼になった黒髪攻め君にまた酷いことされないか心配。

ピアス.ホール
文学的でとても美しいと感じました。新しい世界を覗いた気分。唯一のハッピーエンド。

リスタート
一番刺さった…。2回目以降は涙無しで読めません。冒頭の会話後のミキがお腹に手を添える描写から画面が滲みます。
あの会話、あの事故が無ければ全てうまくいったのか？あの会話や事故があったからこそお互いに本当の気持ちを伝えられたのか？
答えがわからないからツライ。
どんな形でも、2人が幸せを感じられたらいいな。

私たちはバイプレイヤー
コメディ調で楽しく読めます。最後の腐女子たちの会話が面白い。タイトルも良いですね。

はらださんは天才だと思う。

重い、だけど面白かった

読み終わった後なんとも言えない重い気持ちになりました。ラブラブイチャイチャBLばかり読んでた私にはちょっとキツかった。
特にリスタートは切なすぎて、二人は幸せになってるかな。。と願わずにいれません(´・ω・`)
それ以外も全部良かったです

全話読みました。後悔の海〜スイメンカは幼馴染の三角関係なんですが、黒くて切ない。
ピアスーは、ボディピアスの話なんですが、痛いの苦手なんで読んでて辛かったです。
リスタートは、ゲイの葛藤的なものが上手く描かれていてこれも切ない。
バイプレイヤーはちょっと毛色違うというか女子目線です。
はらだ節しっかり出てる作品だと思いました。