5.0
何度も読み返すほど◎
双子の姉の真昼、幼い頃から周囲から可愛いと言われている妹の真夜と比較されてきた自他共に認める地味女。
高校で出会った(実は以前に会っていた)蒼くんに自分自身を見てもらえて勇気をもらう。蒼くんからの告白に自分が蒼くんに見合わないと悩みながらも次第に好きだと認識するように。
途中、やっぱり真夜からの横槍がありながら、蒼くんの揺るぎない好意と自分の気持ちで乗り越える2人。
蒼くんの育った境遇、それを表に出さず4人の弟妹の面倒を見る優しい性格。人の気持ちを推し量るのが苦手になったのもそうせざるを得ない環境だったから。でも、真昼のことは最初から最後まで大事にしたいと思っていたんだな。
蒼くんの真昼への気持ちが揺るがないでいたのがよい。あんなに好きでいてくれる人いないよー、羨ましい!
2人が成人して、本当にゴールする続編もあったらなーと思う作品。
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