命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~
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あらすじ
派遣OLの森内は、数年前に死んでしまった母親の遠い親戚の死を警察から聞き、後処理に向かった。いつもビンボークジをひいてしまう自分に、なぜ私が…という思いを抱きながら…。後処理を委託した業者は、意外と若い、これといって特徴のない男性。顔も知らない親戚のために死の処理をしなければいけない矛盾に腹が立ち、その男性にも文句を言うが、淡々と仕事をこなすのを見て、逆に興味がわいた…。
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みんなのレビュー
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自分も
母を亡くし、まさに今遺品整理しています。同居して1年で旅立ってしまい、突然の事で気持ちも整理つかず、同居の為に引っ越し他のですが、突然亡くなりどうしたらいいのかわからないのが正直なところです。業者にも見積もりをしてもらい、自分で処分出来るものは売るなり、捨てるなりと思っていましたが、故人が使っていたものは遺品整理業者にお願いしようと気持ちに整理がつきました。
このお話にたどり着いた事に感謝します。
ありがとうございましたby ちびくろみくろ- 3
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4.0
生きたあしあとは自分じゃ消せない、みたいなコピーがすごく印象的だった。
自分のことだけ考えたら、自分がいなくなっても誰も困らないとか思っても、現実はそうじゃない。
業者まで依頼して荷物を整理してもらう必要があるなんて。
命を大事にしようとは思うが、突然てこともあるしね。
今できることって、精一杯生きることなのだろうか。
面白くて読みやすいですが、食事前は避けたほうがよいですね。by さくらん5577- 1
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2.0
テーマや設定台詞回し、絵もとても良いと思って読み進めましたが
押しかけバイトが長居しすぎているところにリアリティがなくがっかりしました。
まず、掃除や雑用してくれていくら助かると言えど部外者に気軽に出入りを許してしまうのはおかしい。
現場に行くのに乗車させたり、顧客の個人情報まで林のいるところで話すなんてあり得ない。
社長は出ていきなさいと真っ当なことを言ってるけどただ言うだけで、林が出ていかないのにベラベラと業務内容を話す…
1話だけならまだしも林の押しかけが何話にも渡り描かれ、いったい何回あり得ない滞在をしてるの?
そこまで読まなければ私も高評価にしたかった。でも林の扱い方で一気にシリアスさとリアリティが下がりました。by NNNIII- 2
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5.0
遺品整理業者へ転職した女性
遠縁の遺品整理に立ち合うことになった、主人公が、お世話になった遺品整理業者の事務員として、転職する話です。
この話にも書いてありますが、ドラマや映画程、亡くなった現場は綺麗なものではないと、改めて知りました。
こういう職業の方、凄いなと思います。
これから、独り暮らしの人も多く、こういうお仕事の需要も増えそうですね。by 匿名希望- 1
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4.0
考えさせられる
無料分だけ読みました。
ここ数年、お年寄りだけでなく、知り合いの若い人の孤独死も耳にします。
家族がいても、自分だってそういう最期を迎えるかもしれない。これからの時代、こんな事がさらに当たり前になっていくんだろうなとおもいます。
主人が、遠い親戚の死とその後の整理に関わっていくなかで、この仕事に興味を持っていくという流れもとても自然で読みやすいです。by アスカイ- 0
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