介護小学生
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あらすじ
デイサービスもなく介護にまだ理解のなかった昭和時代。小学校が終わった放課後、友達と遊ぶこともせず、寝たきりのじーちゃんと認知症のばーちゃんを1人で看ていた介護小学生が体験した在宅介護の現実。潔癖症の父・肝っ玉母さん・独身貴族の伯父・したたか園児の妹――家族7人、困難も周りの好奇の目も大胆なアイデアと愛情で乗り越えた、涙と笑いのW介護エッセイ漫画!
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みんなのレビュー
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バナー広告からの一気読み
ウン◯か窒息か、、、とか、大人なら迷わず命を優先ですが、さすが小学生!!たまに出る子供っぽさに安心します。
面白かったです。
いえ。笑っていいのかと思いつつ読みました。当時のご本人達はきっと毎日必死だったと思います。
しかし、
初めの方で
『今思うと、楽しかったし幸せな時間だった。』
っておっしゃっているので、おじいちゃんやおばあちゃんのことが大好きだったんだなぁと思いました。
おじいちゃんは10年以上寝たきり。
介護していたおばあちゃんは、急に痴呆症になり一年で悪化し、家中構わず排泄してしまう。。。
そんな2人を放課後に数時間、介護するというお話。
本当のおじいちゃんは早くに戦争で亡くなっていて、おじいちゃんの弟が再婚相手という複雑な家庭、、、
お母さんは義父、義母の面倒を甲斐甲斐しく見ています。お父さんの介護への理解の無さは昔の話だからでしょうか?まだ介護への周りや福祉の理解がない時代というのがよくわかりました。
ただ、
主人公が小学生にして学校でも勉強できない、いじめられる。先生に呼び出されるほど疲労困憊している姿は、とてもかわいそうでした。こんな苦労をした子だから、今は幸せになっててほしいです。by 優沙子- 14
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5.0
ほっこり、だけど切ない。
大きな都市の中に残る唯一の農村地帯に住んでます。ご近所ではまだまだこの作品のようなご家族の介護ってまだまだあるみたい。向かいの家も裏のお宅も角のあのお宅も!って。たまに知らないおじいさんが徘徊してたりもやはりある。
今の時代は四六時中高齢者がいるってのも少なく週何日かはどこかの家にデイサービスの車も停まってる。それでもそこに行かない間は誰かが世話しなきゃならなくて。そんな現実をかいま見れました。
家族の人それぞれのキャラも強くそして家族みんながお互いを大事にしてることにすごく感動しました。今はお仕事で介護やられてると最後に書かれていますがきっと小学生のカメちゃんの暮らしがはたらく上で役にたってるんだろうなーっ。by しゃちこ。- 5
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5.0
面白かったです。
祖父母の介護とか独身のおじさんとか、ちょっぴりアスペルガーっぽいお父さんとか子供に介護手伝わせる母親とか、普通なら重苦しい問題なんだけど、笑えるエピソードと皆の優しさで楽しく読みました。
自分はそういう考え方してなかったから作者の考え方みたいに出来たら家族がもっと明るくなるような気がしました。
続きも気になります。by ねたねた- 8
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5.0
介護中の人だけでなく、全ての人に。
私自身、実母と義母を介護中の身ですが、
この漫画は、まだデイサービスなどない時代に描かれたものです。
家族が、それこそ小さな子ども達までが協力して介護するのが当たり前だったのが
判ります。
介護は大人にとっても大変なことですが、子供の純粋なアイディアや気持ちが
どれだけ介護の手助けになるか、というのがよく判りました。
今現在、介護中の人も、予備軍の人も。全く介護とは関わりがない人でも、自分自身が老いた時のことを考えて読んでほしいと思います。必ず「介護」に対する認識が変わります。by ロンソン- 1
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5.0
お母さんが素敵
作者の子供時代の実話で、寝たきりのおじいちゃんと認知症になったおばあちゃんの二人を家庭で介護する壮絶な数年間を面白おかしく描いている。タイトルの介護小学生は作者の事だが、当然ながら中心になって介護しているのは嫁である作者のお母さんである。息子であるお父さんは全く役に立たず、作者はお母さんのサブとして、小学生ながら放課後は家に直行して手伝っている。その健気さが偉い!そして何よりお母さんが素敵。こんな大変な環境でも工夫して家族を守っている。古い上履きをリメイクして可愛い靴にしてしまうエピソードにほっこりした。
by さぎゆき- 1
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4.0