【ネタバレあり】[小説]灼熱の牢獄 プリズンのレビューと感想
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傲慢王子の攻めと堕とされた受け。
とにかくもう初っ端から攻めのシャラフがあまりに酷過ぎて。
無垢だった受けの孝也を恋人崇文の目の前で凌辱。
純潔を捧げた挙げ句、崇文にあっさりと捨てられた妹アミーナの復讐の為でした。
ずるずると流される様にニューヨークで高級男娼として暮らしていた孝也とシャラフが6年後に再開。自分を拒絶する(当たり前やわ)孝也を大金で買って無理矢理砂漠の自国に連れ帰ります。
孝也の身体を淫らに仕込み、毎日激しく抱くシャラフですがそこに愛情は見られません。
読み進めていっても、ここまで拗れている二人が本当に結ばれるのか心配になるほど。
アミーナの策略ですったもんだあった末、雨降って地固まるという感じでお互い離れたくないとやっと気が付くわけです。
結局、最後の最後まで「愛してる」という言葉は出て来なかったけれど、ずっと一緒に寄り添って生きていったという描写に、こういうのも有りなんだなあと思いました。by ウォーターリリー- 0
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5.0
受けの不幸さに、涙が出ました。心の叫びが聞こえてきそうで。
文化の違いに納得しつつ、エロも濃厚で、満足です。by 匿名希望- 0
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4.0
・攻めはアラブ系にしても、突き抜けて酷いタイプです。文化の違いからくる傲慢さが上手く書かれています。
・最初から受けを好いていたり、すぐなびく攻めでは物足りない!と言う人にはオススメです。
攻めが受けに対する仕打ちを後悔するまでかなりの経過があり、物語自体にも重みがあります。
・受けが不遇な人生を送っているので、可哀相でしんどい部分も多いが、苦しい道のりだったからこそ、最後に身も心も結ばれた時の感動は大きいかなと思います。
・結ばれてから後の話がもう少しあったら良かったby ぺれっと- 0
5.0