【ネタバレあり】銀座ネオンパラダイスのレビューと感想

映画のようなストーリー！！

戦後の混沌とした時代を生きる幼馴染みのそれぞれの葛藤、
人間関係など時代背景と共にリアルに描かれていて、読み終わったあと、ほんとに素敵な映画を1本見終わったような爽快感があります！
ただのBL漫画の枠では語れない！！これ、昼ドラとかにしてほしいなー、役者は美しいキャスティングで希望！！
個人的にはウォルター中尉好きなので、ちょっと葵を連れ去るぐらいまでしてほしかったかな。鷹彦が血相変えて奪い返しに乗り込む、みたいなの見たかったかな。なんにせよ、中尉ともっとしっかり絡んでほしかったな、と。

ほんと、続編ないかなぁ。大成して売れっ子の銀幕のスターになった鷹彦とその後の幸せな二人の生活をもっと見てみたい！
そして、いい歳の取り方した二人にまたうまい具合に当て馬で中尉と絡んで頂きたい。切望！！

色気ありすぎな２人です

鷹彦と葵。ウノハナ先生のキャラクターは皆さん色っぽいけれど、この二人は群を抜いています。鷹彦に赤紙が来て離れ離れになっても同じボロ家で待ち続ける葵、戦地から奇跡的に戻ったけれど、元のままの自分では会えないと、大阪で役者を始めた鷹彦。再会し、これでうまくいくかと思いきや、鷹彦はオーディションをすっぽかしたり、ウォルター中尉の横恋慕？にやきもちを焼いたり。お互い、相手を一番に思いやりながらもなかなか素直に伝えられなくて、ケンカしたり仲直りしたり。

葵が怒ったり泣いたりする顔を「やばい、またやっちまった」という顔をしてどう謝ろうかと困り果てながらも愛しそうにみつめる鷹彦（色っぽい!最高!）、そして怒りながらも最後は鷹彦のすべてを受け入れ、すべてを包み込む葵。（たまらない色気ダダ漏れです。そりゃウォルター中尉も惚れる）

明るい兆しの見えてきた銀座の街を二人手を繋いで駆け抜ける姿をいつまでも見ていたいと思いました。

続編ないかなー。鷹彦さん、ビッグな映画スターになってるはず。

芸能人の作品

時代背景設定と、暗転くらいの行為でサラサラよめて人に薦めやすい本と感じます

めちゃくちゃ好きです！最高です！
終戦後の銀座を舞台に幼馴染の帰りを待ちながらGHQの通訳をしてる葵が健気で切なくて、泣けました。
鷹彦はおバカでろくでなしなボンボンだけど、一途に葵をおもって葵のために心を入れ替えて真面目になろうと頑張ってるとこで横槍はいって。
話の展開も絵も本当に最高です！

鷹彦がとても色っぽいです。この作家さんは、絵がとても綺麗で好きです。
戦前戦後の歴史背景と相まって、なんともいえない雰囲気のあるお話だと思います。
出征前に、2人が結ばれる場面は、胸が締め付けられます。

作者様買いです

こちらの作者さまは本当にストーリーが素敵で、正直絵は苦手だなと思ったりするのですが、結局全話購入してしまいます。
でも今回はちょっと受け入れにくかったです。時代背景を考えると2人の関係は現代より難しいものだと思うし、それぞれへの気持ちの葛藤だけでなく、時代に合わせた悩みもあったと思うので、そこを掘り下げて欲しかったです。

昭和時代

昭和初期の時代背景だからこその切なさやもどかしさがあって良かった。
出征前、二度と会えないかもしれないから…と初めて体を重ねた二人だけど、それは両片想いじゃなく本当の愛だったのに、数年後の再会でもなかなか素直になれなかったけど二人の想いはやっぱり深くてキュンキュンした！
その後の葵と鷹彦をもっと見てみたかったので続編を期待してます！

戦後のお話

戦後の銀座が舞台。雰囲気違って良かったです。その時代に男同士はなかなか現実的ではなかっただろうなーと。でもエンタメBLなのでハッピーエンド!さすが作者さま!

戦後の時代のストーリーがしっかり描かれていました。葵は帰って来るかわからない鷹彦を２年も待ち続けていて、鷹彦も葵の事を想っていて。2人の心情がわかりやすかったです！ハッピーエンドで本当に良かった♪

何度読んでも泣ける

ストーリー分かってても、読むたびにウルッとします。
戦後ならではの時代背景の中で、お互い素直になれなくてすれ違って、すぐには結ばれないもどかしさがせつないです。
大切に想い合っていて、結ばれてからの鷹彦のデレが好きです。