涙雨とセレナーデ

ユーザーレビュー

1. 5.0

   2019/03/11 0:42

   絶対読んでほしい！

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   単行本4巻まで大人買いしました。
   月刊誌kissで連載されているんですが、奇数月のみの隔月連載で、なかなかのスローペース。それだけが残念です。
   
   高校生の主人公・陽菜(ひな)が、明治時代にタイムスリップすることから話しははじまります。
   タイムスリップにもたくさんの謎が隠されていて、普通の少女マンガにあるお話しとは全然違います。
   
   さらに、困窮した華族・雛子(ひなこ)と、金持ち平民・孝章の婚姻問題。
   平成から飛ばされた陽菜は、この孝章に恋するんだけど、ほんと切ないんです。
   切ないっての通り越して、悶絶する(>_<)
   
   さらにさらに、孝章の父が経営する貿易会社の裏事情・アヘンの密売や、孝章の父の策略が恐ろしいし。
   そこにいろんな人が巻き込まれて命を狙われたりで。
   闇は深く、サスペンス要素てんこ盛りで、ハラハラドキドキ、キュンときて、もう心臓が痛いです。
   
   ただ最初だけ読むとイマイチだな～と思うかもしれません。
   同じタイムスリップもので、アシガールを読んだときもそうだったけど、最初の1～2巻は序章のようなもので、本題に入るためのお話しって感じがします。
   涙雨も25話ぐらいからやっと話の本筋に入ってきた、というか、ようやく主要人物が出揃ってきた感じがします。
   ストーリーはすごく練られていて、タイムスリップの謎、幼い頃の記憶、アヘンや裏世界、たくさんの伏線がはりめぐらされていて、引き込まれ感が半端ないです。
   アシガールと違うのは、主人公陽菜の恋がほんと切なくて、ハッピーエンドで終われるかどうか最後までわからないこと。
   でも前向きで明るい陽菜だから読みたくなってしまうんです。
   そして、アシガールの若君がイケメンだったように、涙雨の孝章もほんとかっこいい。
   いや、もうなんだコレってぐらい、ほんとかっこいいんです。
   ガツンとやられます。

   by ポパイポポ

   • 60

2. 5.0

   2018/02/01 21:40

   始まりが突然始まる感じで時代も移るしストーリーに入り込みにくかったけど、読んでるうちに繋がって何回も読み直しました。
   もっと上流階級の穏やかな話かと思ったら、突然命がけでスリリングな展開になってきてハラハラドキドキ、引き込まれます。
   とても良いところで終わったので、更新がなかなかないのが残念。
   さらっと読み進めるんじゃなくて、見所があって好きです。

   by たるたろう

   • 19

3. 5.0

   2018/09/18 21:51

   めっっちゃはまりました！

   超面白いです！！初めて読む作者さんでしたが、これを機に他作品も読んでみたくなるくらい、続きが気になって夜中眠れないくらい。
   ﾀｶｱｷさんが本当にいい男。。。
   ペラペラ喋るわけでもなく、丁寧に一言一言言葉を選んで、ﾋﾅをとびきり大事にしている感じが。
   ストーリーも他にありそうでない、続きが気になって仕方ない展開。
   とにかく、読み手のプリンセス願望が大いに満たされます！！！

   by panda-chan

   • 14

4. 5.0

   2018/03/19 18:43

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   大好きな作品です❣️
   この先生の作品は初めてですが、ハマってしまいました。
   全体に漂うレトロ感や、登場人物たちの表情の描き方が素晴らしいです。そして、内容も
   さながら、セリフや気持ちを表す言葉の表現の巧みさに脱帽です。心に残る言葉がたくさん出てきます。
   
   なによりイケメンのたあくんがクールで優しくて、一途で健気でセクシーで素敵すぎます。
   最近はヒロインと気持ちのすれ違いが多いところに来て、ハプニング続きで、なかなか会の発展がなくて残念ですが、、
   ハッピーな2人のラブラブなシーンを早く見たいです！
   おすすめです！

   by 匿名希望

   • 11

5. 5.0

   2019/08/03 14:16

   切ない……(´；ω；`)

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   いわゆるタイムスリップものなのですが、飛ばされた世界にいる自分（ヒナ）と瓜二つな雛子の存在、雛子の婚約者であるたーくんとの再会（これ重要！）、たーくんのお父様の会社の闇、雛子が恋する謎の書生、書生が所持するペンダント……。
   いろいろ伏線がはられていて、読み進めていくうちに、これはラブロマンスものなのか、スリル満載のサスペンスものなのか、わからなくなってしまいます(笑)
   平成の世界では部活の先輩が大好きだったけど、タイムスリップして、ヒナを雛子と思い、守り慕ってくれるたーくんに心が揺れるヒナ。
   だけど、たーくんは自分ではなく雛子を慕っているのだ、とこの気持ちに蓋をしようとしているヒナを見て、切なくて涙が出ます。
   本当に面白いお話なので、引き込まれていくこと、間違いなしだと思います。
   できることなら、ヒナ、雛子、たーくん、書生さん、みんな幸せになってほしい……！
   はやく続きが読みたいです。

   by うみねこ

   • 5

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