みんなのレビューと感想「ユー ガッタ ラブソング 鳥飼茜短編集」(ネタバレ非表示)

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4.0
言葉にならないその何かを
「先生の白い嘘」から飛んできた。
「これはちょっと言葉にならないよな」という、感情だったり、あるいは感情未満の感覚みたいなものだったり、自分でもそれが何なのかわからないような、ときにはそれが自分の中に存在していることにも気づけないような、あるいは認めたくないような、ぐちゃぐちゃの有象無象を抱えて、私たちは日々、生きている。
それは別に、言葉にならなくていいものなのかもしれない。
形にならなくていいものなのかもしれない。
それは、そうなのだけれど。
そんな、何とも表現されないままに、自分の中にたまっていったり、通り過ぎていったりする「何か」に、漫画という手段でもって形を与えたのがこの作品なのではないかと思ったし、私たちの言葉にならない言葉を翻訳するような感性と技術には、もう、感心するしかなかった。by roka-
3
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4.0
短編集
短編集だいすきなので、
短編集があって、嬉しいです!
どの話もおもしろいです。また、短編のなかに、ふかい。by 匿名希望-
0
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4.0
日常の絶望
日常の絶望感をていねいに描いてます。絵もキレイ。方言がいい味と生々しさが出てます。
誰でも陥るような生活の虚無感。by 匿名希望-
0
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4.0
生きてる
いきとうと?生きてるの?生きたいの?
何不自由ないはずなのに、何かが足りなくて。でも今は何も手放せなくて。人を軽蔑して、でも自分も手を染める。でも違う違うって思ってる。
考えさせられて、自分と照らし合わせてます。by 匿名希望-
0
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4.0
何か大切な事を忘れてたかも
この短い中にギュッと色々な事が詰まってて、混乱もします。
でも、何か大切な事を忘れてしまってる自分に
ハッとし、見つめ直し、また迷い、モヤっとする。
人生、そんなもんかなと。タブーをうまく表現してるこの作品に感激しました。by 匿名希望-
1
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