みんなのレビューと感想「まんがグリム童話 中国鬼女伝」（ネタバレ非表示）（4ページ目）

何て酷い事をするんだと思ってしまいますが、少しのタイミングが違えば自分達が逆の立場だったとなればそうなるのかなぁ。

藤田先生大好きで

ネタバレ レビューを表示する

「行かなかった道」は…分からなくもないです。お金で苦労したくない、と言う気持ちは。でも昔、貧乏だからと振った相手がお金持ちになったからと、今の旦那さんに毒を盛って殺してしまうとか、とんでもない世界です。まぁ、結果振った相手の男性に憎まれてたんで、因果応報って言うやつですかね。

有名な人彘、戚姫の話

ネタバレ レビューを表示する

有名な話で描き尽くされてきたものだろうがラストがいい。
英雄譚のマンネリが多いこの手のネタ。
この作家の場合女性の悲哀に照明を当てている。
中国の歴史漢籍への愛情がたっぷり伝わってきます。衣裳や調度など最低限の描写でありながらきっちり描かれているのもワクワクする

一作品目は悪女として名高い人なので2話までだと少し物足りない気もしました。
その後も有名で興味深いので描かれていると良かったかなとも思いましたが、タイトルからすればこの部分で終わりでも良いのかな。

身の毛もよだつけど気になってしまう

歴史物とファンタジーの両方が好きなので、『中国鬼女伝』という作品名を見た瞬間に読みたいという気持ちが抑えられずすぐに読み始めました。女性の怨みは恐ろしいと嫌というほど思い知らされました。

藤田先生の

優美でまろやかな画風で残虐なシーンも耐えられる感じです。古から現代まで男と女の愛憎トラブルはあまり変わらないのだなぁと感じる逸話が多いです。嫉妬や怒りを力が持つ側が感じると怖いものです。淡々と教訓として読める流れがいい。

題名を見たら以外にも。

中国の歴史物です。題名が鬼女とあるので、すんごい性格悪い女性ばかりの話かと思いきや、いい人の話もありました。

おもしろいです。

藤田あつ子さんの作品は、かねてより大好きです。
毎回、ドキドキハラハラしながら読んでます。
歴史的な部分もかなり良いと思います。

面白いんだけど最後が…

歴史物や昔の中国題材のものが好きな人にはおすすめ。『愛執』は救いがあるといっていいかどうかわかりませんが、悪いことをしたら自分に跳ね返る、人に優しく慎ましく生きれば報われるという話が主です。ただ、突然スパーンとぶったぎるように終わるのにはびっくり。制作上仕方ないのでしょうけど、もう少し続けてくれという思いをこめ、☆三つ。

昔から読んでます

作者の考え方が好きなので。
絵も好きです。
可愛い系と美人系がいますが、お話も寓話的ですが引き込まれます。
短いのであっさりはしてますが、余韻があって好きです。