【ネタバレあり】[小説]略奪婚 ケダモノ王からここまでミダラに愛されて!?のレビューと感想

「女は押しに弱い」という定説どおりのストーリー。

野獣かと思いきや、子供っぽさや優しさといったような意外性も女心をくすぐる。これも定番だけど、欠かせません。

一度しか会ってない人に掠奪され、夫婦となって、愛する家族になる。
心の機微がいい。

私は挿絵も含めて好きな小説です。

8年前にユリアナに出会ってから一途に想い続ける隣国のラーファ結婚のために旅立ったユリアナを略奪、自分の妃にしてしまうところから始まります。


絵が合っていなかったのが残念でユリアナはともかくラーファは絵が美形過ぎて読んだイメージと違います。
ユリアナももうちょっと幼い感じでも良いかなーと。


話自体はラーファとユリアナのやりとりも面白く書かれていてストーリーは良いです。
最後までユリアナの尻にひかれる暴君ラーファが可愛く見えてきます(笑)


花嫁を奪われたヘタレ(？)やさ王子の取り返し(？)は案外さらっと終わってしまって物足りない感じ。そんなもん？？って思いました。