【ネタバレあり】[小説]御曹司の花嫁のレビューと感想

てっきり現代のお話と思いきや、昭和初期？の時代設定でした。

挙式当日に花嫁に逃げられた親友・康志の頼みで同名の花嫁の身代わりを務める羽目になった操。
愛されているのは自分ではないと思いつつも以前から康志を好きだった操は酔った康志に抱かれてしまいます。

わりと早い段階で康志も操のことが好きであろうことはありあり。
でもこの時代はは同性同士の恋愛なんて世間には受け入れられ難いんでしょうね。
そんな康志が何故女性と結婚しようとしていたのかは読んでのお楽しみで。

操が巻き込まれた阿片が絡むいざこざも無事解決。
同性婚をしっかりと認めてもらえたわけではありませんが、ともかくハッピーエンドです。
かんべ先生のイラストも素敵。