みんなのレビューと感想「透明なゆりかご 産婦人科医院看護師見習い日記」（ネタバレ非表示）（575ページ目）

改めて

子どもを産むことの大変さを思い知りました。
今は医療がすすんで、母子ともに健康に産まれて当たり前って思ってる人も多いけど、それが当たり前じゃないってことを実感させてくれた作品です。

今、年子育児の真っ最中で、イライラモヤモヤすることもあるけれど、改めて我が子が産まれてきてくれてありがとうと思いました。

ほのぼのとした絵のタッチではありますが、出産、中絶など女性を取りまく環境について色々かんがえさせられる内容でした。

絵はものすごく可愛いとかじゃないですが、色んな妊婦さんがいるんだなと思いました。涙する話もあるし、スッキリしない話もあるけど、どんどん先を読みたい感じです。

描写がリアルで、切なかったです。どの話も涙なしでは読めず、心に響きました。赤ちゃんやお母さんの数だけ、ドラマがあるんですね。

命を考えさせられる

産婦人科でバイトをする主人公は日々色々な妊婦さんに出会う。中絶をする人だったり、なんとか産もうと頑張る人だったり。。読むと命について考えさせられます。

ひとつひとつのエピソードに重みがありました。悲しくなったり、嬉しかったり、感動したり…何度読んでも良い作品です。

ところどころ泣いてしまいました。
自分にも小さな子どもが二人いますが、宝物です。読んだあと思わず抱きしめてしまいました。
妊娠、出産って本当に奇跡だと思います。
たくさんの人に読んで欲しい。

いろんな人にぜひ読んで欲しい

私も何度か流産で手術することがありその度に悲しみにくれていました。生まれて来ることができなかった、生んであげられなかった悲しみでいっぱいの時にどうしたらいいのかわからずにいたことを思い出し自分と重ねながら涙が止まりませんでした。世の中にはうみたくてもうめなかった人がたくさんいることをもっと知って欲しいなとこの本を通して思いました。

これは

いい。
自分自身子供が居るから余計に自分がもし…って感じで見てしまった。
悲しい話もあって泣きながら見てた。

考えさせられる

私たちの知らない現実を突きつけられるような作品だなと思いました。私も現在妊娠中で、とても参考になります。命の大切さを感じることができる貴重な作品だと思います。