【ネタバレあり】透明なゆりかご 産婦人科医院看護師見習い日記のレビューと感想（149ページ目）

色んな妊娠、出産があるんだと改めて思い知らされた。
実際こんな事があるんだとしると居たたまれなくなってしまう。

これは良い作品

看護師をしている母が、「産婦人科は産まれるだけじゃない。本当に大変な科なんだよ」って以前話してましたが、これを読んでそれが分かった気がしました。産まれる命もあれば、産まれることが出来なかった命もある。中絶された胎児に子守唄を歌ってあげる主人公の優しさが泣けます。一話ごとに紡がれる命のストーリー。丁寧に読みたい作品です。

産婦人科の現場のリアルさというか妊娠、中絶、メディアには報道されない内容で読んでいて考えさせられました。

考えさせられる

私が妊娠をしてから、透明なゆりかごを読んだのですが毎回の話で号泣でした。中絶の話とかは読んでて痛く考えさせられます。ほんとに赤ちゃんが生まれるのって奇跡なんだって思います。

★5つでは足りないくらい。
産婦人科は生命が外の世界に誕生する場所だけでなく、消えていく場所でもある。
深刻な物語も多く毎回泣いてしまいます。
そして読んだ後は我が子を抱きしめたくなります。
亡くなる赤ちゃんや妊婦さん、不幸な子供が少しでも減ってほしい。
命の尊さを考えさせられる漫画です。

善悪を決めつけない

事実をありのままに、伝えている作品です。
絵はデフォルメされているので、医療系の漫画にありがちなグロテスクな描写が少ない分、むしろ心にスッと入ってくるものがあります。
胸が苦しくなるような中絶や虐待、捨て子などの話もあるけれど、「そういうことをするだらしないオンナ、妊婦、母親は悪！」とただ決めつけるような押し付けがましさはありません。そこにはいろいろな事情があり、当事者の人間らしい弱さもあり、読み手に考えさせる余地を残してくれています。
だからと言って中絶や虐待などを肯定したり言い訳がましく描いてあるわけでもなく、被害者の子供の悲しみ痛みは十分に伝わってきます。
とかく、他人のことを勝手な善悪で断罪し自分と違う相手を責め立てるこのところの風潮にあって、学校で下手くそな道徳の授業をするくらいなら、こういった作品を男女問わず読ませてみてはと思います。
ショッキングなお話もありますが、最後にどこか救いがある作品です。

一話目で泣けます

まだ、読み始めたばかりですが、一話目で、たくさんのことを考えました。すごく悲しい現実と、幸せな時間を同じところで過ごすということ。女性しかわからない気持ちがあるかと思います。なにがダメで、何がよくて、どんな事情があって、考えていくと、悲しくなってしまいました。妊婦さんは読まないで欲しい…

うーん…

一巻はすっごくおもしろいんですけど、3巻目くらいからオチが現実味が無さ過ぎて嘘くさいものとかが出てきます…
でも総合すると面白いです

私自身、同じ経験した環境なので、
思い出したら、涙が出ます。
生と死が共にあるこの場所での
患者さんと、職場の者との色んな感情。
涙無くして読めないですね。

購入してよかった。

幸せだけとは決して言えない
辛い内容も
描写が上手くじっくり
考えながら読める。
さすが人気作品だとおもう。