【ネタバレあり】愚者の皮のレビューと感想(17ページ目)
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2.0
良くある展開、でも誰にでもある話
自分の満足(美)の為にしか動けない夫と、そんな夫しか価値基準を持たない妻
こんな頭カラッポの二人が家庭を築こうとして上手くいく訳がない。
紆余曲折あって美醜は大事じゃないと復縁するも、最終的に妻の崩れた顔は元どおり、夫の顔に火傷も残らないってオチも何だかなー。
結局、読者が望んでいる物は美だと思われているのか?
とは言え、これを美醜ではなく財産、学歴、称賛などに置き換えると、夫側も妻側もわりと広い範囲の人間が該当しそう。
一つの物に振り回されず、それ以外に誇れる魅力や価値基準を持つことが大切なんでしょう。
それと無茶な整形手術の傷が、怪しげな民間療法で治るような描き方は良くないと思いました。by 匿名希望-
7
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2.0
綺麗で可愛い姫なあよより、復讐の鬼になったズタボロなあよの方が断然感情移入しやすくて好きです。
元の顔を失うまでのあよは、ただの良い子ぶりっ子ないけ好かない女ですが、頂点から叩き落とされ踏みにじられたあよは、水も甘いも噛み分けた強い女。
顔面が治る展開は、まあ、頑張ったあよへのご褒美て事で。
これを読んで
やっぱり人は見た目なんだなって、改めて思いました。
あよの顔が治っている事と、英馬の塩酸被害が失明だけでケロイドが残らなかったのが、それを物語ってます。
途中、英馬とあよが喧嘩しながらも仲よさげなノリだったのが、すごく可愛らしかった。by 匿名希望-
6
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5.0
なんというか…
一気に最終話まで購入、読破してしまいました。
最初は、他の方も書かれているように、見た目が醜くなってしまったことで旦那にも捨てられ心まで醜くなってしまった「あよ」の復讐劇でしたが、いろんな人と出会い、考えさせられ、立ち直っていくあよ…
最終話に近付くにつれ、どうなる…どうなる!?とドキドキしました。
読み終わって、とてもすっきりしたし、なんて素敵な夫婦なの!と思いました。
また少し時間を置いてじっくり読み直したくなる作品でした。by 匿名希望-
15
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4.0
魅き込まれた
無料配信だけのつもりがついつい読み込んでしまった。ラストですっとした。
by フォーティラブ-
5
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5.0
良い意味で結末が予測できなかった
主人公のあよがどんな風に復讐していくのか、悪趣味ながら楽しみに読み進めていたら…まさか、そんな結末が待ち受けていたとは!あよの方が1枚も2枚もウワテでした。ポイントを追加してまで最後まで読みたい、そんな気にさせてくれた作品です。
by 匿名希望-
4
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3.0
自然治癒力
中国の扇風機おばさんを漫画にした感じ?
見た目の美しさ=表面の皮一枚っていうのが確かにその通りだなぁと思った…
努力なくして心身ともに美しさはないし、外見が崩れてしまえば簡単に心も崩れてしまうのかも。
その呪縛から解放されていく、いや解放されるためにもがく主人公と旦那さまの物語!
かなぁ?
根っこに愛がないと。
逆に愛があれば運命も覆せるのかも。と思わせるお話でした☆by せっちゃん-
1
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5.0
素晴らしいです。
序盤はちょっとありきたりな展開に思わせて、後半からの奥の深さ。
巻の変わり目に違和感が多少ありますが、今までにないストーリー展開だと思います。
どんな形でラストを迎えるのか気になり、一気に読みたくなります。
ドラマ化したら観たくなる内容です。
by あかさたなはなた-
3
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5.0
気になってしまう内容でした。
気づいたら最後まで夢中になって読みました。綺麗事ではなくてどろどろしてるけど読んだあとはすっきりするような、物語でした。
by こここやぎ-
10
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5.0
この作者は達観している
他のサイトの広告からたどり着き、試し読みで引き込まれていった。人の顔の、特に女の顔の美醜をテーマにした物語が好きで、大変興味深く読めた。安易な整形に警告したり、人を見た目で判断するなというお決まりの題材かと思いきや、壮大な愛を扱って終結する。最後の章は涙を流してしまった。不幸のどん底を経験をしたからこそ達観出来た人間は強い。登場人物で土子という女、容姿の醜さと心の醜さが救いようのない人間であるがこれも定理であり真実なのか?と思ってしまった。外見は内面の鏡である。もっと柔軟な心といい意味での勘の良さ、時代を読む力、情報収集力、他人を不快にさせないマナー、これらを持っていたらあのような容姿にはなりようがない。情報があふれる世の中で、自分をある程度に磨くことも出来ず不平不満を言い、輝いている者を妬み失脚させる。自分を客観視出来ていない。すべてが、醜いのである。この作品には原作者が特にないようだが、だとすれば作者がこの話を編み出し絵を描いたということだ。年代がどのくらいの作者か私は知らないが、割と年齢を重ねた、紆余曲折した経験をもつ達観した方なのではないか。若いだけの夫婦が、やがて俗世間の名声から離れたところに行き着き、崇高な精神の領域にたどり着く。高い精神性は塩酸の毒牙からさえも結果的に美しい顔を守ってしまった。一種の崇高さが見せたマジックだ。人の姿かたちというもの、心の在り方、絶対的な愛。目指さなければいけないもの。沢山考えさせられた作品だった。
by きのこの炒め物-
23
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5.0
面白かった!
一体どんな結末になるんだろうと続きが気になってしまい、最後まで一気に読みました。
序盤はドロドロ過ぎて読むのにとても労力がいりましたが、打って変わって中盤はギャグ漫画のようなノリで読めました(笑)
姉妹のお姉ちゃんのキャラの濃さや、亜澄が整形しちゃって泣き暴れる英馬になぜか笑いが込み上げたり。絵柄がそう思わせるのでしょうか…?
ほかには中途半端に毒素を抜いたあよの【不安定な状態】に突っ込まずにいられなかったり、醜くなったあよを嫌いつつも放っておけない英馬にツンデレ認定したくなったり。
そういう点が気になる人には、もう突っ込まずにはいられなくなる突っ込みどころ満載の漫画です。
ただ、そこからのラストが感動的でびっくりしました。不覚にも泣きました。
笑いあり!(←私だけかもしれませんが)
涙あり!(←人によっては流れないかも)
人間の愚かさも素晴らしさも見事に描いた作品だと思います!by 匿名希望-
22
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