みんなのレビューと感想「[小説]「もう一度、奪って」 千夜の愛を王子は貪る」（ネタバレ非表示）

全体に無理やりなところも、無駄もなくすごくよく出来たお話しで、一気に読めちゃいました

ただ惜しいことに色気というか艶がない

物語の流れも登場人物の関係性とかもすべていいんだけど、たけどちょっと物足りない

いい感じに切ないお話しなので、もっとそういう部分が濃厚でよかったのになと、

エロさを求めるとあらすじに無理が出ちゃう残念なお話しは良くあるけど、この作品はすごく物語部分がよく出来てるからもっと濃厚でも切なさが強調されて良くなったのではと逆に思うくらい

あと、せっかくのキーパソンである息子ももうちょっと物語に絡めばいいのにと思いました3歳だともっとしゃべるし自己が確立されてると思う

なんだか批判みたいになったけど、
内容重視の方にはいいと思う

オススメ！

ハラハラドキドキしながら読める作品。

主人公が、甘くて苦い過去の想い出に呼び起こされながらも、母として子どもを守る
。
劇的なお話で、お互い思っているはずなのに、うまくいかない。


１人１人の登場人物がよく描かれていて、好きです。

両片思い

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この手の小説では珍しく子連れ系というのが、個人的には好きなポイント。
ヒロインが娘から母になる機微はあまり描かれていないものの、彼女の冷静さや母性愛は好ましい。
一方、ヒーローが略奪の後ろめたさなのか、不器用だからなのか、なかなか彼女の心に寄り添えないところが辛くて切ない。
両片思いなのにね。

クライマックスの蝋燭のくだりがお気に入り。
ただ、戦から帰還した際のヒーローのコメントがヘタレっぽくて、少し残念なため星一つマイナスにしました。

面白かったです。
エッチはそんなにページ数も使っていなくてあっさりな感じでしたが、登場人物がそれぞれ良かったです。


ヒロインも優しさと強さを備えたヒロインで好きでした。

絵も素敵でした。

始めは、カタカナの名前の説明が多すぎて、読みにくかったです。誰が誰なのか読むのにイラっとしました。
ストーリーは、甘々にありがちな、もどかし過ぎるすれ違いがなく、納得できるものでした。
秘密を言ってしまった時や、それまでの経緯はなんだかサラッとしていると感じました。
批判的なことも書きましたが、全体的には良かったです。