みんなのレビューと感想「後宮」(ネタバレ非表示)(14ページ目)

  • 完結
後宮
作家
配信話数
全61話完結
配信巻数
全5巻完結
「講談社春のマンガまつり2026」対象作品!※2026年5月12日(火)23:59まで

みんなの評価

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3.7 評価:3.7 136件
評価5 24% 33
評価4 32% 43
評価3 35% 47
評価2 7% 10
評価1 2% 3

気になるワードのレビューを読む

131 - 136件目/全136件

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  1. 評価:5.000 5.0

    恋愛は人を幸せにするか?

    ネタバレ レビューを表示する

    鎌倉時代、公家社会の頂点に立つ後深草院の後宮に、なんの覚悟もないまま放り込まれた名門貴族の娘あかこ。
    父とも兄とも慕った後深草院に文字通りの寵愛を受けるが、後宮のしきたりや女の争いに巻き込まれ、すれ違いが生じる。
    父の死を機に、初恋の男西園寺実兼や後深草院の異母弟にして仁和寺御室性助法親王、同じく異母弟にして当時の帝の亀山天皇、藤原氏長者である関白鷹司兼平などと交わりながらも、後深草院を思い切れない。
    後深草院もまた多数の妃や召人を持ちながら、あかこに執着を示す。
    多数の人を巻き込み、政治的な動きにも巻き込まれながら、二人の関係は徐々に変化していく。

    かなりセクシャルな描写がありますが、作者特有の大胆な省略表現でいやらしさはゼロです。
    個人の感情より大切なものが山ほどある時代、それでも自分の感情に正直に生きたあかこ。
    彼女は恋愛をすることで幸せにはなりません。
    寧ろ不幸を引き寄せています。
    それでも恋することを諦めない彼女を通じて、生きる意味や愛とは何かを考えさせる作品です。

    • 22
  2. 評価:4.000 4.0

    歴史の変革期

    なかなか古典でも日本史でも詳しくは習わない、皇統が別れ鎌倉との駆け引きが激しくなる時代を清華の妃の立場から書いた漫画は貴重だと思います。画自体はあんまり好きでは無かったけれど「とはずがたり」のストーリーの今にも通じる男女の機敏と歌に惹かれ一気に読みました。

    by 匿名希望
    • 1
  3. 評価:4.000 4.0

    昔の恋の悲しきかな

    歌のやり取りで愛を語らう時代。何と雅な…と思っていたのですが、当時の恋を知るほどに、何と切なくもどかしく物悲しいことか。
    一夫多妻制で、女ばかりが苦しんでいたのかと思いきや、様々なしがらみや慣習の中、男には男の苦しみや葛藤があったのだと気づかされ、またもや心苦しくなりました。
    歌の内容だけでなく、歴史背景も説明があり、読みやすくわかりやすくなっていますが、歴史に明るければより楽しめる作品だと思います。私はその部分が疎かったので悔やまれました。

    • 3
  4. 評価:5.000 5.0

    堅苦しくない古典

    ネタバレ レビューを表示する

    古典が原作というと堅苦しく感じる方もいると思いますが、昔も現代も男女に関することに大差ありません。
    時代背景は違いますが、ある意味自分に忠実な女性が自分のとんでもない恋愛遍歴を暴露しているのを上品風味にしているわけです。
    自分が寝ている横で自分の女を他人に抱かせるとか、兄弟で同じ女性を取り合うようなくだりとか、現代の昼ドラでもないようなことがたくさん登場します。
    多くの決まり事は漫画中に解説がわかりやすく出ているので気になりません。
    古典の教科書が漫画になるとこうもおもしろく読めるのか、とわかる作品です。

    • 5
  5. 評価:5.000 5.0

    読み返したくなる作品です

    幼少期から大切に育てられ、淡い恋心を抱きつつも御所にお仕えすることになり、後深草と強引にも結ばれてしまい…。
    その後も翻弄される二条の心情が歌に込められ、切なく表現されています。

    話が進むほどに、二条と後深草との愛情のすれ違いにもどかしくなります。お互いに言葉にすれば、心を痛めずに済んだのでしょうが。

    尼になってからもおモテになる辺り、きっと知的で魅力的な方だったのだろうなと、羨ましい限りです。

    by 虹色
    • 2
  6. 評価:5.000 5.0

    愛しくて憎い。。 鎌倉後期 赤裸々日記

    作者買いです

    禁断すぎる内容故に 永らく世に出て来ず
    教科書には あまり載せられない 古典
    『とはずがたり』海野先生バージョン

    亡き人(ヒロイン吾子の母)への想いから
    後深草院に 4歳の頃より若紫同然に宮中で育てられ
    14歳で 手折られてしまうヒロイン
    二条という女房でありながら 後深草院の執着愛は
    凄まじく 吾子(二条)の立場は より複雑なものとなり
    翻弄されていく

    美人で モテすぎて 二股 果ては四角関係とまでなる
    男性遍歴の多さや プライドの高さから
    女性の反感を買いやすいタイプの 吾子ですが
    海野つなみ先生の作風で 愛嬌のある親しみやすい
    ヒロインとして描かれています
    内容としては レディースコミック張りの
    泥沼H描写も 焦れったさは感じつつも
    ソフトで読みやすくまとめられています

    • 29

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