みんなのレビューと感想「花井沢町公民館便り」(ネタバレ非表示)(3ページ目)

花井沢町公民館便り
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作家
配信話数
全25話完結(30~105pt)

「講談社春のマンガまつり2025」対象作品! ※2025年5月6日(火)23:59まで

みんなの評価

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4.2 評価:4.2 60件
評価5 45% 27
評価4 37% 22
評価3 17% 10
評価2 0% 0
評価1 2% 1
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  1. 評価:5.000 5.0

    切なくて苦しい

    私は難病でして、動ける範囲が決まってまして、出来ることも全て限られていまして、花井沢町の住民に自分を投影してしまいました。また、作者の描く世界は日本の未来を表しているようにも思えます。少子高齢化が進み、経済的にも安定していない日本の未来を予兆しているようです。

    最後に少しだけ希望が持てましたが、外の人達がのぞみさんに接触をしてくれなかったら、のぞみさんどうなっていたでしょう?今の私みたいになっていたかもしれません。

    作者さんの「三角窓の・・」が好きで、性的な表現が一切ないにも関わらず、エロティシズムを描く手腕はこちらの作品にも出てきましたが、本当に上手いと思います。登場人物もみんなゴツゴツしていて、節くれだっている感じがセクシーで好きです。

    また素晴らしい作品を作って頂けるでしょう。

    • 11
  2. 評価:5.000 5.0

    じわじわと胸に迫る

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    いわばシェルターに囲まれてしまったような小さな街。
    光も風も身体に受けることはできるけれど、決して外には出られない。

    子どもたちが当たり前のように語る将来の夢もここの住人には見果てぬ夢。
    想う人と会うのは見えない壁ごしで、触れ合うことすらできないとはなんて残酷な切なさだろう。

    冒頭のシーンでわかるように、いずれは滅びゆく街。
    その中でそれぞれの生き様に深く考えさせられる。

    外界と遮られた閉ざされた空間に閉じ込められたら、私なら狂うかもしれない。

    by 匿名希望
    • 3
  3. 評価:5.000 5.0

    生き物だけが通らない透明な壁、ただそれだけなのに、その空間はいずれ滅びてしまう…とても深い物語だと思いました。
    それだけのことのようだけど、人が移動したり、自由に行き来できないって、怖いことなんだな…自由に動くって当たり前だけどそれができなくなると、、、想像を越える不幸があるんだなと…
    何度も読み返したくなる、深い物語。
    しかも、こんな設定の物語、今までなかった!すごい!

    by 匿名希望
    • 7
  4. 評価:5.000 5.0

    絵が綺麗

    透明感のある絵で、最初の興味は、絵に惹かれて読みました。絵は綺麗なんだけど内容がとても切ない。じわじわくる時限爆弾を仕掛けられている様な感じ

    by 匿名希望
    • 2
  5. 評価:5.000 5.0

    傑作。天使は瞳を閉じて。アンダーザドーム

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    小さな町から出れなくなった人々。だんだん衰退して行く町。深く歪に関わる住人たち。それでも、生きる。そんな話。

    • 4
  6. 評価:5.000 5.0

    隔離された場所の、終わりに向かう物語。
    それでも人の営みがあって生活する人がいる、切なくて悲しくて、ヤマシタトモコはやっぱスゲーなと再認識しました。

    ただただ明るい話や楽しい話が読みたい人はちょっと違うかもしれません。

    by 匿名希望
    • 4
  7. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    はじまりからずっと、少しづつ終わりに向かっていくお話だと思いました。
    登場人物は各話で違っていて、隔離された小さな町のなかでそれぞれが日常を生きて、その町のなかで完結する物語です。

    by 匿名希望
    • 4

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