5.0
なかなか
考え深いですね。
近い将来こんな事も起こりうるんじゃないかと思わせるような作品です。
とても切なくなりました。
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考え深いですね。
近い将来こんな事も起こりうるんじゃないかと思わせるような作品です。
とても切なくなりました。
未来の話ですが、現在の日本を少し反映しているような、、、
中の人たちの心の機微が絶妙で、最後はとてつもなく切ない気持ちに襲われました。
思いついたときにふと読み返しています。
SF でもファンタジーでもなく今のリアルだ。シェルターは、目には見えない匂いも味もない放射線の比喩に思えてならなかった。切なくて苦しくてたまらない…。やるせない…。私たちは新しい未来を繋いでいけるのだろうか…。今を、未来を問う漫画。
もともと作者さんの作品が大好きでどの作品も世界観が独特で良いです。
表情や心情も良くて惹かれます。ちょっと怖いというか、不安になるようなストーリーですが、面白いです。
面白い!
自分達以外の人類が滅びてしまったとかの話にはない深さがある
移動できないだけで周りでは普通に生活している世界があるって
小さな町の中で起こる人間模様が面白い
今福島に住んでいるので、この話に出てくる理不尽な線引きはすごく考えさせられました。
勝手にラインが引かれても、人の生活や感情は淡々と続いていく、その様子がリアルでした。
最終話が切なすぎます。
たまに時間設定が前後する所があって分からないけど、何回か読んだらわかる感じ。
この作者さんの漫画はハズレなく面白いです。
それぞれの人たちの日常がオムニバス形式で、描かれています。
特殊な環境下で、送る日々。他愛もない、ほのぼのとしたものも、ドラマティックなものも、この環境の下では、「外」とはまた違う状況や感慨を生みます。
何か、静かに胸に残るものがあります。
面白い。
私は難病でして、動ける範囲が決まってまして、出来ることも全て限られていまして、花井沢町の住民に自分を投影してしまいました。また、作者の描く世界は日本の未来を表しているようにも思えます。少子高齢化が進み、経済的にも安定していない日本の未来を予兆しているようです。
最後に少しだけ希望が持てましたが、外の人達がのぞみさんに接触をしてくれなかったら、のぞみさんどうなっていたでしょう?今の私みたいになっていたかもしれません。
作者さんの「三角窓の・・」が好きで、性的な表現が一切ないにも関わらず、エロティシズムを描く手腕はこちらの作品にも出てきましたが、本当に上手いと思います。登場人物もみんなゴツゴツしていて、節くれだっている感じがセクシーで好きです。
また素晴らしい作品を作って頂けるでしょう。
いわばシェルターに囲まれてしまったような小さな街。
光も風も身体に受けることはできるけれど、決して外には出られない。
子どもたちが当たり前のように語る将来の夢もここの住人には見果てぬ夢。
想う人と会うのは見えない壁ごしで、触れ合うことすらできないとはなんて残酷な切なさだろう。
冒頭のシーンでわかるように、いずれは滅びゆく街。
その中でそれぞれの生き様に深く考えさせられる。
外界と遮られた閉ざされた空間に閉じ込められたら、私なら狂うかもしれない。