木陰の欲望
- タップ
- スクロール
あらすじ
「親友……あの日までは確かにそうだった。だけど今は、少なくとも俺は――。」裕福な家に生まれながら、身体の弱さゆえ田舎に厄介払いされた鼎。孤独だった彼を救ったのは、明るく健康的な庭師の息子・瑞季だった。しかし幸福だった幼い二人の時間は、瑞季の背中に大きな傷を残した“事故”をきっかけに終わってしまう。ただの幼なじみではなくなってしまった二人の、木陰に隠された過去、そして欲望が次第にあらわになってゆく……。
入荷お知らせ設定
?機能について入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。
みんなのレビュー
-
よかった!
幼少時代を見た時、白髪の女の子み
たいな鼎が受で、黒髪の瑞季が攻かと思いました。
成長したら〜の逆転カプです。
しかしながら、坊ちゃんは、幼少の頃から肉食だったんですね(*´艸`*)
成長した鼎がすらりとした美形で、対する瑞季はでっかい目に、クルクル変わる表情、鼎よりも華奢に見える時もあったりと、結果、受攻はこれでぴったりだと感じました。
どちらも独りよがりに気持ちを絡ませて、思春期こじらせてるのが、いい感じにもどかしいです(*´ω`*)
ふとした時に見せる薄暗い表情にどきどき。
特に鼎が激しい(*´ρ`*)愛が痛い。
二人の想い合う気持ちが伝わってくるので、読んでいて「無理がある展開に置いてけぼり」なんて事もありません。
恋愛というより、執着愛ですが、受け側の惚れた弱みか、他人からみたら間違いなく面倒くさいのに、本人が重たく感じてないので、ラストどうにもならんだろこれ、というような不安さがない、安心して読める作品でした。
似た者同士な二人で大変お似合いです。
買ってよかったです。
おもしろかった(*´∀`*)by ごむな- 12
-
5.0
瑞季くんがとても良い人
つむぎくんのさきっぽに登場する
煌ちゃんの異母兄の鼎(かなえ)と庭師の瑞季くんの話です。鼎くんは体が弱かったので田舎の
別邸に追いやられます。(煌ちゃんの母が主導)
鼎くんは自分が生きていても仕方ないと投げやりな気持ちで日々を過ごしていましたが瑞季くんに出会い変わっていきます。
小さい頃は儚げな印象の鼎くんですが成長するにつれて雄オーラが強くなります。(煌ちゃんみたいに)
鼎くんの隣に瑞季くんがいてくれて良かった。
2人のその後がもっと読みたいな。by ギラギラ星- 1
-
5.0
ひとえに瑞季の包容力かな♡
かなえを護りたい、支えたい、受け止めたいと言う愛の形なのかなぁ。つまり瑞季の包容力、器の大きさ?で、愛情の深さって事ですかねー。なかなか受けとめるのは、難しい局面がかなりあったと思うけれど、それでもお互いを拒まなかったって事は、そういう事ですね。かなえのかなり強引で傲慢な欲望や我儘や、瑞季への執着は、幼い頃の生い立ちが起因でしょうね。歪んであちこち勝手に伸びたり、病んだり、そんなかなえの心の枝葉を木の手入れをするように、優しく導いていたのが、瑞季なのかなぁ。そういう親からの無償の愛に恵まれてこなかった、かなえだから、瑞季が
そばにいてくれて、離れていかないで、良かったねーって、胸が熱くなりました♡ハッピーエンドに、ありがとうです(^∇^)by ミニなっつ- 0
-
4.0
先につむぎくんのさきっぽを読んでそこに出てくるカナエとミズキのお話も読んで見たくなり読みました!
こっちを先に読んでおけばよかったかなー?と思ったけどどっちからでもストーリーには問題ないのかな?
よくある御曹司と庭師の子供の話だと思ったらそんなに格差を感じさせないストーリーでした。
個人的には無理やりっていうのがなんかストーリーに合わない気がしましたが…これはそれぞれなんでしょうね。
でも全体的にはとても大好きな作品になりました。by 匿名希望- 1
-
4.0
信二が良いね!
絵は綺麗だし子供時代の瑞季と鼎は可愛いし。
金持ちの多分養子の鼎は喘息持ちで煙たがられ執事兼教育係の人と田舎の別荘へ。
そこで庭師の息子瑞季と友達に。
初めての友達で逞しく優しい瑞季に独占欲丸出しの女子にモテモテ鼎。
不器用な二人の関係は負い目とか責任とか関係なく。
二人の友達信二が色んな場面で救ってくれる。彼が良いね。
残念なのは屈折した鼎の経緯と瑞季の心情がわかりにくかったかな?
あとは読みやすくて良かったです。信二の存在大!by けいさま- 1
同じ作家の作品
Loading
関連する作品
Loading
みんなが読んでるおすすめコミック
最近チェックした作品
>Loading
5.0