王国の子
- タップ
- スクロール
あらすじ
ある国に息づく残酷なしきたり。それは“影武者として生きること”。――場末の芝居小屋で役者をしていた少年・ロバートは、王位継承権をもつ王女・エリザベスの影武者として声をかけられる。「絶対生きて帰ってやる――」回り始めた運命の輪に、ロバートは飲み込まれてしまうのか? 偽り、罠、憎しみ。欲望に満ちた王室の闇を描く!
- 一話ずつ読む
- 一巻ずつ読む
入荷お知らせ設定
?機能について入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。
みんなのレビュー
-
陰謀 渦巻く王宮
想像以上に 面白い! 当たりです !!
王宮モノ好きには たまりません
王位継承権 第3位まで 影武者をたてる
しきたりのある王国の話
街の芝居小屋の役者 ロバートは 似た容姿から
エリザベス王女の影武者に されてしまう
影武者鍛練に明け暮れる傍で 王国の政情は
目まぐるしく変わっていく。。
13歳同い年の ロバート と エリザベス
主従以上の絆を育む姿に 惹かれます
よくありがちな都合の良い展開でなく
一歩間違えれば 死と隣り合わせの世界。。
甘くなく危機迫る臨場感のあるストーリーに
ハラハラ ドキドキ 止められません☆by ティア-ひん- 18
-
5.0
史実をベースにした一級のフィクション!
国名や設定はちょいちょい変えてありますが、16世紀イングランドを舞台にしたエリザベス一世の物語がベースです。
王位継承者の影武者の存在が事実かはともかく、元ネタありきでこんなに先を読み進めるのが待ち遠しくてドキドキするのは、キングダム並!(本作品は女性向けですが、青年系が好きな方にもいけます)
独特のサラリとしたタッチと、イマジネーション豊かなストーリー展開の巧みさ、程よい深さで描写される心の機微、あっという間にトリコになりました。
血生臭い陰謀うずまく王宮を舞台に、主人公たちの苦悩と決意、生きる姿にも魅せられます。
現在94話、文字通り影となりエリザベスを支える影武者(男の子!)ロバートと、これからどんなやりとりが重ねられるのか、興味が尽きません。
歴史好きにも、そうでない人にも、強くオススメします!by 招福猫- 6
-
5.0
窮地に咲く思いやりの心
健気で魅力的な主人公の陣営と、良くも悪くも人間味溢れる王宮周りの人々の関わり方がなんとも言えず、固唾を飲んで一気に読み進めてしまいました。血生臭いシーンもありますが、そのシーンがあるからこそエリザベスやロバートの決断、感情の機微にとても寄り添うことができます。あぁこの子達はこんな過酷な運命に挑んでいるのか…と胸も苦しくなります。その分絆を感じるような場面では希望の光を感じることもでき、とても引き込まれます。どんな時代の歴史の中にも、きっとこういう人々の感情のやりとりがあったのだろうなと思わされる作品です。心を動かされるのはやはり思いやりの心。応援せずにはいられません。続きがとても楽しみです。
by 咲妃ゆうみ- 4
-
5.0
美しい装束の中身は、権力へのドロドロの血生臭い野望と欲望。そんな権力争いに巻き込まれる、またはその立場を利用してその泥沼に足を踏み入れる影武者たち。文句なしに面白いです。
王位継承第3位の王女エリザベスの影武者、13才のロバートは、異性の影武者であるがゆえに、役割の寿命は短く、その後の運命は知らされず…。
ロバートは、そしてエリザベスや幼い新王はどうなってしまうのか、ぜひ続きを読もうと思います。by あじさい(紫陽花)- 3
-
4.0
面白い!
王族の人間には影武者を…用意するしきたりのある王国。年頃になってひょんなことから王位継承の可能性の出てきた姫にも、影武者を探す日がやって来た。
国中探してやっと見つかったのは、姫と同じ年頃の役者をしていた少年だった!
影武者は自分の分身。弱音も本音も、影武者には言うことができる。しかし、影武者を務めた人間には残酷な最期が待っていることを、幼い彼らはまだ知らない…。by とくめい希望おみー- 4
同じ作家の作品
Loading
関連する作品
Loading
みんなが読んでるおすすめコミック
最近チェックした作品
>Loading
5.0