4.0
まだこの日本にあれば
市江さんの素朴でも、服作りは譲らない。ステキな世界。下町での溶け込んでいく優しさ。何も言わない待つ優しさ。殺伐とした今、読んでほしいなぁと思う。
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市江さんの素朴でも、服作りは譲らない。ステキな世界。下町での溶け込んでいく優しさ。何も言わない待つ優しさ。殺伐とした今、読んでほしいなぁと思う。
裁縫が苦手な者からすると
主人公がサクサクと洋服を仕上げていくのが
憧れのような気持ちで読めました(^-^)
絵もストーリーも派手さはないですが、穏やかで読むと気持ちがほっこりします。小説を読んでいるような気分になりました。
おススメです。
先代から受け継いだお店と精神。守りながらも自分らしさと服を着る側の顧客の移ろいに合わせていかなければいけないこと。静かながらじんわりくる作品でした。
ストーリーは洋服、人間関係が重視してますが1話1話楽しく読ませて頂いてます。
線が細い絵ですが私的には全然気になりません。
ん~ナミエさんに彼氏が出来るといいなぁって思っちゃいました(笑)
主人公は今で言うコミュ障かな?って言う印象がありました。
絵はとても上手とは言えませんが味かある感じです。絵が好みでなかったので話題にはなっていたのに読んでいなかったのですが、無料で読んでみました。淡々とかかれている感じがいいですね。主人公が頑固な職人さんなのがよくわかります。
しんとした何とも言えない空気感が素敵な作品。一つ一つがまるで手で縫うように丁寧に描かれている感じ。
仕立て屋の存在はこれを読んで初めて認識したくらいだけど、自分も一度くらい頼んでみたいなと思った。
藤井さんと市江の今後が気になる気になる。。
こんな上質なマンガ初めて見たような気がする。ちょっとレトロでそして頑固で。不器用なワタシには考えてもとうてい紡ぎ出せない服のフォルムの数々。素敵なというかあっぱれというか。不器用ものは器用な指をもつ。
こういう洋服屋さんも、とても素敵だなと思いました。今は安くてどこでも買えちゃう時代だし、そういうのも便利でとても良いと思うけれど、その人の顔を見て、その人を思いながら1着1着を縫うお店って、服を大事に出来そうです。
頑固な主人公に寄り添う優しい男性が良い感じでした。できれば成就して欲しいけどそこまでは描かれていないので後は想像して楽しむ感じかな。シンプルな会話の中に作者のメッセージがよく読み取れて、良いお話でした。