5.0
とっても素敵な恋物語
別の作品でゆき林檎先生を知り、人気のあるこちらの作品をまず読んでみました。
もうなんて言うのか、この作品が纏う空気・雰囲気が大好き。時代背景もすごく良い。
麻倉が自分の気持ちにやっと気が付いたと思ったら、震災によりまた離ればなれ。諦めずに探し続けて5年、麻倉の結納前日にやっとやっと立花に再会できて、ようやく気持ちをぶつけ合う。線が綺麗な絵と見事にマッチしていて素敵すぎる。
終盤ビー玉を1個ずつ分けあって「いってきます」と出ていってから、もしかしてまた離れ離れかな?と少しハラハラしましたが、あの描写だけで2人のその後が想像できるのが、言葉で表現できないくらいとってもよかったです。立花の最後の原稿を、最愛の麻倉に残すなんて、いま思い出してもうるっときてしまう。私的にはこの終わり方で大大大満足。
ゆき先生のファンになりました♥️
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