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月光坂の花屋敷

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あらすじ

東京のとあるお屋敷町に二本の坂がある。ゆるやかに左にあがるのが日光坂。右にあがるのが月光坂といい、その月光坂の一角に見事な庭木の屋敷があり、ひとはその家を月光坂の花屋敷と呼ぶ。花に囲まれた屋敷で、時が動きだす──!

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みんなのレビュー

  1. 評価:4.000 4.0

    もったいない。

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    この作者さんの書く深層心理が読みたくて購入。
    小鳥遊が包容力あり頭良い、全て受け入れる素敵な人なのに、受けの幸哉が焦れったいわ、びっ●だわ、見た目と違って大胆なのに女々しいわで何考えてんのかイマイチなんです。息子結人がこれまた良い子で周りに恵まれてるのです。
    過去の事をもう少し掘り下げてわかりやすくしてほしかったな。
    最後はハビエンなんだけど、ちょっと残念だったかな。もったいない。

    • 8
  2. 評価:5.000 5.0

    とても良かったです

    ネタバレ レビューを表示する

    木下先生の作品は本当に大好きな作品ばかりで、この作品もその1つになりました。
    小鳥遊の静かに真っ直ぐで強い想いと包容力、どうしたって幸哉に優しくしてしまうのは本当にずっとずっと好きで大切で特別なんだという気持ちが読んでいてすごく伝わってきました。だから読んでいる途中、その報われない想いに私が苦しくなってしまったんですけど、、
    どうしようもない幸哉だけど幸哉なりに小鳥遊を想っているのだと少しずつわかってきます。
    最後の最後、結局は小鳥遊の包容力でしょうか。すべて知っていた、とっくにすべて受け入れていた、こんな素敵な人に想われて幸哉は幸せですよね。
    包み込んできっと一生離さない。
    2人のその後をいつか読めたらいいなと思っています。

    • 2
  3. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    木下先生の作品の中でTOP3に入るほど大好きな作品です。
    確かに幸哉は性に奔放で人の気持ちの理解度が低いかもしれません。
    でも幸哉なりに良かれと思い行ってることや省みることもある。
    そんな幸哉だからこそ、小鳥遊は例え捨てられたとしても好きでい続けられると断言できるのではないでしょうか。
    などと、多方面から色々考えさせられて、まるで文芸作品を読んでいるようでした。
    ストーリーの流れが美しく、また何度でも読みたくなります。
    もう既に5回以上は読んでいます。
    やっと投稿しました。
    またよろしくお願いします。

    by 匿名希望
    • 1
  4. 評価:4.000 4.0

    作者さん好きだけど

    ネタバレ レビューを表示する

    作者さんの絵と登場人物の心情の変化が好きでたくさん読んでいますが、今回のお話はちょっと分かりにくかったです。幸哉さんと亡くなった友達の関係をもっとわかるように描いてくださったら、幸哉さんの考えや態度が理解して読めたと思います。何故かおりさんは血の繋がらない幸哉さんの所に息子の結人を置いて行ったのかもわからない。
    どんな事をされても言われても幸哉さんを好きなブレない小鳥遊さん素敵です。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    木下けい子先生の作品は好きてよく読みます。このストーリーは重めですよね。コミカル系のほうが好きなので、この作品はなかなか手を出せずにいましたが、読んでよかったです。重たい設定だけど木下先生ワールド、絵や幸哉さんと小鳥遊さん普段のやりとり等で辛くなり過ぎずに読む事ができました。タイトルも美しいなと思います。花ざかりの家で明るく終わってくれて読後が幸せです!

    by neko55
    • 0

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