みんなのレビューと感想「琥珀の王と首飾り」（ネタバレ非表示）

女性のするどいカンや細やかな感情の動き、葛藤を表現しているところがとても良いと感じました。
原作を読んでみたくなります。

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王の交代にもっと激しいサスペンスや攻防が行われるかと思いきや、めっちゃ大団円。
絵が不思議な魅力で引き込まれます。

惹かれ合うコスティアとアンバー。コスティアの少し影のある男前な雰囲気がとても素敵です。密かにアンバーへ琥珀をプレゼントし、自分の秘めた想いを伝えようとしているようで可愛いですね。絵が丁寧で繊細で素敵です。

おとぎ話の様な

絵がステキです。ストーリーは、おとぎ話の様な感じです。王様とお妃さま、ステキな騎士。めでたしめでたしで終わる良いお話です。

絵がきれい！

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ストーリーの中盤で王の入れ替わりが推察されます。どう落とし所を持ってくるかと思いましたが妥当な線で納得。

余談ですが、王の息子として生まれても母親が農民では本当は王位継承権はないんですよね。まぁ、深くはつっこまず大人のおとぎ話として…

時代的にエリザベス朝と思われる衣装や背景が緻密に描かれていて見応え十分です。

表紙が彼のワケ

立ち読みで登場する表紙の彼 コスティアはナイトで、スタイプ王は別の男性。つい気になって、購入決定してしまいました。

ストーリーでも、夫のスタイプ王を慕いつつも、何故か騎士のコスティアが気にかかるアンバーですが、秘密は終盤に隠されていて…。

琥珀にまつわる話を語りあうシーンはのどかな中にも心の動きがあってイイです。穏やかなタッチで読み進めやすい作品です。

寡黙な恋人

この作家さん独特のさらっとした上品なタッチで、わりと恋愛部分は濃いめ。
エピソードもしっかりしてるので、ストーリーにも十分満足できる話数です。