3.0
未来から過去の自分へ
うーん。
鈍感と口下手とうぶなのは度を超えると…。私は少しイライラ。そのもどかしさ等が平気な人なら大丈夫です。
未来の自分から過去の自分へ手紙が届いたところから始まる。
未来の自分と仲間は同じ大きな後悔をかかえている。その大きな後悔につながる小さな後悔を、個々に抱えている。
あの時こうしていたら…
あの時ああしていたら…
現在が変わっていたかも
過去に戻れたらな…
という想いは誰でも1度は経験があるだろう。どんなに考えても過去を変えられないから、今できる事を未来のためにがんばるのがセオリーだと思う。
この漫画は、それとは違う。
同じ後悔をさせないように、大きな後悔につながる事柄を起こさないために、過去の自分に何をしてほしいのか。未来の自分は願いや想いをこめて手紙を届ける。
山下智久と長澤まさみのドラマを少し思い出した。
結局自分は自分。未来の自分が過去に出来なかった事を、過去の自分が言われたからってすぐにポンと出来るわけではない。
ただ、少しずつ少しずつの変化が、少しずつ少しずつ未来を変えている。
まだ完結していないようなので、救われると良いなと思いながら完結を待ちます。
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