【ネタバレあり】地獄めぐりのレビューと感想

壮大なラブストーリー

舞台は地獄。人間世界の役所のとある場所と地獄が繋がってて…そこで地獄を行き来出来る主人公と訳あり閻魔様の話でした。絵柄が好みで最後まで読んでしましいました。閻魔様元人間なんだなね…主人公も閻魔様と関係のある人物でした。だから惹かれたのかな、無意識で。
閻魔をとりまく脇役の方々も魅力的で良かったです。閻魔が閻魔じゃなくなってどうなる？って思ったけど巡り会えて良かった…これからは現世で幸せになって欲しいです。

牛頭馬頭の二人が人の姿でも動物の姿でも仕草や愛嬌のある表情がとっても可愛い！閻魔と瀧群も最初は身体から始まる関係から徐々に気持ちを通わせる迄に至る描写も切ない雰囲気も楽しい場面も魅せるのが上手いと思いました。まだ途中なのですが此の先の話が楽しみです。

そうなるのかー…

※顛末のネタバレをします。

役所に地獄での仕事があるという設定は面白いし、なんか夢があって好きです。楽しい。
でもその設定自体はそれほと広がらないので、システム的なものは謎が残る感じで終わってしまいました。本題はそこではない、ということなのでしょうが、まずそこが面白い、と思って購入したので少し寂しかったです。

この作者さんの作品は以前も買ったことがありますが、全体的にくねくねした輪郭は癖があるので苦手な人は苦手そうです。私も実はあまり…です。でも綺麗、というか、丁寧な感じはします。
辛い過去がある者同士が運命的に再会して、最後はハッピーエンド、なのでしょうが、
個人的な好みの話で、好んで年下攻めを読まないので、
最後の最後で転生した？元の輪廻に帰った？閻魔さんが、主人公の年下になってしまって、
ええーー…という部分はありました。
もちろんそこを紹介文に書くこともできないのはわかっていますが、せめてタグに入ってて欲しかった…
ということで、顛末としてはハッピーエンド。
個人的には「あーそうなっちゃいましたかー」
です。
不満！というほどでは無いですが、満足！でもないので、中間星みっつです。

ほんとうに、好きな人とは
必ず巡り会える
そう思えるお話です。
こんな現実欲しい－ｗとか思える作品でした。

絵が綺麗

最初は作者さんの絵が好きで購入しました。

話を読んでいくうちに
物語がどうなるのかとても気になりました。
最後は少し切ないですが主人公が幸せになれる事を信じてます

う～ん。

結構、シリアスに話しが進んだ割には、閻魔の過去が思った程ではなかった。作品的には、絵は綺麗で好きです。何だかんだで時代を駆けて、一緒になれた事は良かったのかな？私はメインより、サブの初代閻魔の話しの方が好きかな？

前世～現世の不変愛

このようなタイプは読んだ事が無かったので、半信半疑で読み始めましたが、一気に読み終えてしまいました。
ストーリー展開に無理な感じも無く、
少年(前世) → 閻魔大王となった鬼が、人間と肉体関係を結んだ事で、次第に人間だった前世の頃の感情を取り戻し、混乱・葛藤しながら、とあるきっかけにより再び人間になれるチャンスを与えられ、鬼だった時に愛した人間と現世で再開する....といった
壮大なラブストーリーです。
鬼から人間となり、外見が全く変わってしまったのに、ある事をきっかけに、お互いが、確認・確信する事ができて、めでたくハッピーエンドとなります♪
最後まで一気に読む事ができて、楽しめました。