みんなのレビューと感想「放課後カルテ」（ネタバレ非表示）（40ページ目）

めちゃくちゃ面白かったです！
一気読みして睡眠時間を失いました。
もう大人になってしまったので大人の都合が嫌な程わかりますが、子供はそうではない。そして健康である事も当たり前ではない。

理解者とは

昔、このような子供たちと触れ合うお仕事をしていました。
完全に彼らの気持ちとシンクロすることはできない。
でも理解しようとする存在が子供にも親にも必要。考えさせられる話です。

小学生も大変だなと思いました。
いろんなことがあって、みんな悩みながら成長しているんだなと感じられる、すてきな作品でした。

これは、

これは、おもしろい。学校の日常にこんなにたくさんの問題や病気が溢れていたとは、知らなかった。すごく興味深いし、勉強になります。

よかった

子供たちの些細な言動から心や体の不調をみつけだしてくれる先生。そんな先生が沢山いたらなあと思いました。

読んでて痛い感じ

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凄く芯にささるお話が多いです。
子供にまつわる話なので、親御さんはうちの子と重ね合わせてしまうと思います。

リアルだとこんな保健室の先生は、きつとPTAや教員にに疎まれてしまうと思うけど、それでも、子供を医者の立場で見つめてくれる存在はありがたいと思います。
幼児虐待の話は、もう嫌でちょっと読むのをやめてしまいたくなったけど、それだけ、引き込まれる作品でした。

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やる気無さそうに見えて医師の視点で子どもの病気を見抜き、さっと解決。
病気の事が知れて考えさせられるのに重くなくスッと入ってくる。

こんな先生がいたら良いな

これは小学校が題材だけど、中学や高校にもこんな先生がいたら良いですね。
ちゃんと中身を見てくれる人が学校にいてくれると生徒は心強いと思います。

子供の味方

嘘をついたり隠し事をしたり思い込みが激しいなど、子供の描き方が結構リアルだと思います。
それを冷静な目で観察し必要な時に寄り添う牧野先生の存在が温かく良い作品です。
ただ篠谷先生がイライラし過ぎているのは個人的にはすごく鬱陶しくてげんなりしてしまうので星3つにしました。

今の子に読んで

今の子に読んで欲しい。
ありがちな子供の言葉にどれだけの重みがあるのかがわかる。
それに気づけない大人にもなりたくないと思える本です