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4.0
世界観がよく考えられている
世界観がよく考えられているので、伏線回収がうまいです。
そう感じるのは、火竜編よりもカレッジ編に入ってから。
カレッジの学生には王位継承者、他国の王族、貴族、商人、貧民街出身の平民などさまざまな身分のキャラクターがいます。
１つの事件・トラブルに対して、それぞれの立場から話が展開されるのですが、身分の高い人ほど自由が効くように見えて、立場にとらわれて本質を言えないこともある。
そこを貧民街出身のキャラクターがあっさりと本質をついて、まとめてしまったりとストーリーが本当によく考えられています。
独特な世界観なので、最初は読者は置いてかれがちですが、火竜編だけで読むのをやめるのはもったいない。
この作品の魅力が出るのはカレッジ編になってからなので、長い目で続けて見てほしいという意味で星4つです。
by
匿名希望
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