【ネタバレあり】魅入られた美女のレビューと感想

コーヒーチェーン店を立ち上げ軌道にのせて頑張っていたグレースが、倒産の危機に立ち向かい、本当にお店や従業員、生産者を大切にしているのだなと思いました。

横領疑惑をラファエルにかけられても、自分でなんとかしようとしている姿は健気でした。

中盤、グレースが失読症で数字に弱く、会社の経理がわかっていないことがわかります。
それに伴い、病気をまわりに理解してもらえず、幼い頃から親や先生、友達に劣等生扱いされてきたと告白します。
どれだけ辛い思いをしてきただろう、そのせいで自分を否定し自信を持てなかっただろうと思うと泣けてきました。

それを知ったラファエルも、経理の知識を与え、グレースが自分ですべての経営ができるよう協力してくれたのは素敵でした。

頑張れグレース！

グレースはカフェチェーンを経営していたが出資者のラファエロが急に出資を撤退すると言ってきた
ラファエロは経理に不正がありグレースが横領していると思っていたのだ
横領はグレースの父親でグレースは失読症だった
母親に捨てられ女性を信じられないラファエロと障害を持ちながらも強く生きるグレース
お互いにかけがいのない存在となっていく

ラファエロの顎が長すぎて、もうそこしか目に入らなくなってしまった
グレースもいい人なんだけど、酷い父親をあまりにあっさり許しすぎてイラっとした