みんなのレビューと感想「心のすべてを」（ネタバレ非表示）（2ページ目）

可愛らしい手書きセリフが素敵

この作家さんらしい手書きのセリフに、すれ違う二人の戸惑いや真理が隠れてるようで、人間味も出ていて大好きです。
ちょっと彼が頑なすぎるのが気になりましたが、ハーレクイーンらしい展開でした。
ハーレクイーンらしい洋画のようなドラマです。

好きな作家さんなのですが、なぜか、心ひかれない作品です。

何故かな？と、思ってましたが、他の人が、書かれてるようにヒーローが、頑固すぎ。
自分を口説きにかかった既婚者を撃退するつもりで、演技してるところを見て、それを鵜呑みにして、ヒロインに冷たくあたるようになりますが、ずっとヒロインを見てきて、そんな子じゃないて思えないほどのわからず屋なヒーローに魅力を感じませんでした。

うーん

海外のストーリーはパターンが似ているけど
藤田先生のマンガは大好きでついつい購入してしまいます。最後はハッピーエンドで終わるので幸せな気持ちになりますね。

親同士が再婚して、１０歳と１８歳で兄妹として出会ったが、兄は大人で格好良く、妹は兄として好きなのか男性として好きなのか？展開が楽しみです。

もともとの原作の内容のせいだとは思いますが、なんだかチグハグな中途半端な兄妹…。特にお兄さんの無意味な頑固さや意地っ張りなところが、いいかげんにしてよ…と思いました。
お父さんはいい人だけど、義兄妹の結婚を望んだり、子供を強要したり、って、よくわからないです。しかも、遺言に残すとか。マンガとして、というより、そもそものお話しに共感できませんでした。

モーガンの頑固なところにイライラしますが、
最後に真相がわかって溜飲が下がりました。
もう少し焦らしてやればよかったのに、愛は盲目ってことでしょうか。

この作品、私は良いと思います。どちらにとっても、心が引き継ぎられそうで切ない部分もありますけど、それもまた良いと思います。

ヒロインが誤解から生まれたすれ違いの環境の中でも逞しく、強く、思いやりがあり素敵です！最後まで楽しく読めました！

何とか振り向いてもらいたいという女心が切なく描かれていて好きな作品です。お互いに引かれあっているのに素直になれない、そんなもどかしさがたまりません。

勘違いからの始まり

義兄妹の設定は王道で胸をうたれるもの。それが勘違いからこじれた糸がゆっくりと次第にほぐれて結ばれる展開に安堵とハッピー感が詰まっていて良かったです。