南美隆輔の傲慢な正餐
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あらすじ
「あれほどカタギの世界で生きろと言ったのに、あいつはコッチの世界へ戻って来ちまいやがった」 竹強会の若頭補佐・南美隆輔は怒っていた。かつては弟のように可愛がっていたものの、当人のためを思ってヤクザ世界から遠ざけたはずの国木理央が、弁護士となり組織の若き顧問見習いとして帰って来たのだ。その裏切りとも言える人生の選択に落胆し、なじり冷たく当たる南美だったが、理央の中にはなんと言われようがそうせざるを得なかった、一途で熱く密かな想いが燃え続けていたのだった……。 野望と暴力の大きなうねりに抗いながら純な愛をつらぬく宿命のふたりの姿をドラマチックに描く表題作をはじめ、痛みと絶望、そして悲しみの中だからこそ信じられる魂の輝き満ちるピカレスク傑作5編を収録!! 著者渾身の最新作品集!!
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みんなのレビュー
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購入してから
切なくもあるけれど美しい、珠玉の物語の数々です。
どうしたら、こうもひとつひとつ完成度高い濃密な人間ドラマに仕上げることが出来るのか、この作家を読む度に考えてしまいます。
正直、ただ圧倒されてしまってしばらくは気軽にレビューする気になれませんでした。
私はある意味、この方の作品を読むには覚悟が必要だと思っています。その位胸に来る内容です。- 0
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5.0
いい!
それぞれの話数は多くなく
ダークな内容でも 胸やけせず
大満足です。
by もうい- 1
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5.0
美しい
短編集なのですが、どの作品も雰囲気があって美しいです。
線の細い繊細な絵柄が独特の空気感とマッチして、おとぎ話を読んでるみたいでした。
ヤクザ、昔の遊郭、執事ものと、話もバラエティーに富んでいて飽きません。
テーマがテーマなので、若干暗めではあるのですが、一応ハッピーエンドだし、話に流れがあり、品と色気もあるのでそれほど気になりません。
私は大好きです。by 匿名希望- 1
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5.0