みんなのレビューと感想「悲しみの骸」（ネタバレ非表示）

絵柄は古いしエピソードもクラシックだがオリジナリティなストーリーについ読み進んでしまう。ベテランなだけに流石だと思います。

展開

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初めの方はただただかわいそうな女の人の話しかと思っていたのに、途中でまさかの救世主に。すごい展開だなぁと。おどろきました。

人間のエゴと真実。そして未来。

幼い時に御嶋希は我家が焼失。母と姉はその火事で亡くなり天涯孤独になりました。その時、燃え盛る火事の炎を見て「きれい」と感じました。そう思う異常さに自分はアクマだと。真面目に働き学び、小さな下請の下請の会社へ就職。そこへ大会社の榎本建設の宮本が来社。彼は出世の為に結婚した妻と子どもがいましたが、言わずに希と関係を持ちます。やがて希は妊娠し、自分だけの家族ができると喜び産むことに。しかし、内心反対の宮本の故意的な事故で流産し、一生子どもが産めない体になってしまいます。それからどうなるのか？正体が分からない３人組は？何せ庄司陽子先生の作品なのでズーンと深く重い内容になる事と楽しみにしています。

幸せになってほしいな

天涯孤独で幼い頃から働いて諦めたように生きてる事が切なくて仕方ない。でもきっと何か援護してくれる存在が？楽しみです

驚きの連続

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こんなに不幸を背負った人が
いるのか！？と思うくらいどん底な人生。
この先どうなるのか気になります。
庄司先生の作品は青春もののイメージがあったので、色々読みたいです。

ヤバい。

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何か、最初はどこにでもいる地味な女の子の話だったのに。だんだん、話がおかしな方向へ。sf? 宗教？もぉ、頭ぐちゃぐちゃ。

人を好きになるとその人のために
役に立ちたいと思う。
その気持ちがわかる。
でも人を自分のために犠牲にしてはいけない。
自分のことは自分で責任を持たなければ。
心が痛い。

不思議な話？

庄司陽子さんの作品は何冊も持っていますが、この作品が単行本になった時は知っていたけど、まだ読んでいませんでした。近くに本屋さんが無いので、読みたい本があってもなかなか買いに行けず不便でしたが、今回スマホで読めるので楽しみです。

何だか話が暗すぎましたがだんだん状況が変わっていくので無料分で読み終えるのは名残り惜しく、有料でも読むことにしました。ちなみに生徒諸君！のナッキーは明るいキャラでしたがストーリー自体は深刻な場面もありましたよね。。

純真で人を疑うことなく自分に苦を背負う主人公。裏切りと理不尽な嫌がらせの連続の先に待ち受けていたのは不思議な力。そこまで読みました。どんな運命が待っているのか、読み進めるのが楽しみです。