【ネタバレあり】鳥籠の犬のレビューと感想

先生の作品が好きで、何冊か読んでいます。結末が曖昧に終わるものも多いのですが、この作品は曖昧さが強く、このまま完結にするには、物足りなさがかなり残ってしまいます。

風緒先生の作品はイラストも内容も大好きです。弱みを握られた犬のようなや見えて実は攻めなのがまてよかった

はじめは、なぜ主人公が犬扱いに甘んじてるのかと思いましたが、お互い捻れた感情が絡んでの恋愛なんですね。
この先、素直に気持ちを表せることが出来るのか、このままの方が居心地がいいのかは、周りからはわからないけど、本人たちがそれでいいなら、ハッピーということで😅

風緒先生の絵柄とストーリーが好きで購入しました。
小学生の時に弱みを握られ、それからずっと言うことをきく犬と飼い主という関係。
そんな関係にすがりついてまで一緒にいたいってことなのかな？
歪んだ二人の関係だけど、それも複雑で私は好きな話です。

ドSなのに受け、ちょっと意外でした。
最後が曖昧な感じで少し気になりましたが、ハッピーエンドだから良い！という訳でもないので、これはこれでいいのかなと。

若干の消化不良

話の設定はよくあるパターン。
小さい頃の弱みをネタにご主人様と犬として成長しちゃった2人です。

結局、好きなの？どうなの？
（きっと愛してて、敢えて描いてないんでしょうけども）
もう少し長いストーリーとして読みたかった作品です。

王道といえば王道か。

解りきった話しと言えなくもないけど、雰囲気あり。なんといっても、絵が綺麗です。犬なんだけど、攻めなとこも好物♪