5.0
凄く丁寧な描写と絵と爽やかさに参りました。作品を一気に購入させて頂きました。読んだあとも凄くほっとするような、切ないような。
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凄く丁寧な描写と絵と爽やかさに参りました。作品を一気に購入させて頂きました。読んだあとも凄くほっとするような、切ないような。
デリケートな問題をスルーしがちなBLと違って、現実を突きつけてくる、切ないお話です。けど、絵は抜群に綺麗だし笑える所も多いです。読まなきゃ損!
サイドBの前編です。
作者さん好きで購入。
綺麗なBLと言ったらなんかもったないくらい、もっと深いお話。
永井先生といえばギャグ!だと思い込んでいたので。そんな考えを持っていた私が読み終わる頃には号泣していました。漫画で…しかもBLで泣くとは思わなかった…素敵な作品だった…良い仕事しはるわ
最初胸糞悪い系かと思ったけど、それぞれに抱える悩みだとか、周りの環境だとかちょっとリアルで考えさせられるし、2人の関係がとても良い。親友ってこんな感じなんだろうな
センコウガールと同じ作者さんだということでオススメされたので読んでみました。絵柄もストーリーもとても引き込まれます。
センコウガールの宣伝をツイッターで見て、気になってレビューを見たらこの作品が良いと書いてあったので、なんとなくこちらから読んでみたところ、続きが気になって一気読みしてしました。大分BLから遠ざかっていたのですが、(めちゃコミはTL目的)色々考えさせられるとても良い作品でした。
別サイトで読んだ、同じ作者の「センコウガール」が素晴らしくて、この漫画に飛んできた。
女装癖とか同性愛とか、そういうことは多分、作品の本質ではなくて、核心にあるのは一種の生きづらさ、なのではないかと思う。
なりたい自分、なれない自分、求めていたはずの「自分らしさ」すら、見出だしたはずの「本当の自分」すら、いつの間にやら見誤っていた気がする自分、ぐちゃぐちゃに絡まったまま、それでも生きてゆくしかない自分。
そんな若い魂の痛みが、ひりひりするくらいに伝わってきて、胸が痛んだ。
タイトルは明らかにニルヴァーナの「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」をもじっているけれど、カート・コバーンという人もまた、強烈な生きづらさを抱えていた。
瞬く間にロック・スターに成り上がってしまったという現実と、「こんなものになりたかったわけじゃないのに」という無い物ねだりの相克の中で、カートは生き、死んでいった。
そんなカートの姿が、この漫画の登場人物たちにだぶって見えた。
もう少し、書きたいことはあるのだけれど、続きは、「サイドB」で。
途中まで読み進め単行本を購入しました!
BLと言うよりもLGBTの少年達のお話と言った方がしっくり来そう。
エロを求めてる人にはガッカリかもしれませんが、青春漫画として読むと切なくてほろ苦い青春に胸が痛くなります。
自分の性癖に気がつき、静かに受け入れているように見える主人公。それを感じながら、反発や嫉妬からかいじめるとゆー行為に走る桐野。性差を超えた気持ちを抱くもう一人の少年。思春期の悩みや揺らぐ気持ちを書いた作品だと思います。絵が綺麗ですが、サイコホラーな場面もあり・・・。交わらないはずのふたりが、ひょんなことからいっときを共有する清々しさもあります。