スメルズ ライク グリーン スピリット SIDE-A
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あらすじ
オレたちの夏、夢はキラキラして、まぶしくて、切なかった。――ド田舎に住む学生、三島(みしま)はクラスメイトの男子からイジメを受けていた。理由は三島が“ホモっぽい”から。実際に男性が好きな三島は抵抗するすべもなく、隠れてする女装だけが心の拠り所となっていた。ある日、三島がいつもの様に屋上で1人の時間を満喫していると、自分が以前なくてしまった筈の口紅を持ったイジメグループのリーダー・桐野(きりの)を目撃してしまう。彼はこっそりと三島の使った口紅を自らの唇に塗ろうとしていたのだった……。2人は出逢い、傷付き、そして現実を知る。この世界のどこかで“本当の自分”でいられる場所を求めた少年達の、今、一番伝えたい青春ストーリー。
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みんなのレビュー
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ちょっと怖いよ~!
軽い気持ちで読んだ事を後悔してます。
以下ネタバレです!
田舎のホモな高校生の話しです。
ホモが原因で、クラスでいじめられ
孤立していた彼。
とあるきっかけで
カミングアウトしてきた仲間が出来
今までとは違った、楽しい学校生活を
送り始めたんだけど...
ある日学校の先生が、自分達と同じ
ホモなのでは?と感じる二人。
でも、同時に少し陰湿で、病的とも
感じでいた矢先、とある事件が!
Side-Aではその事件が解決しないの!
早くside-Bを読まなくちゃですよ!
怖いけど、続きが気になります!
皆さんにもオススメですよ ☆by mnesan- 9
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5.0
生きづらさ、そして、カートのこと
別サイトで読んだ、同じ作者の「センコウガール」が素晴らしくて、この漫画に飛んできた。
女装癖とか同性愛とか、そういうことは多分、作品の本質ではなくて、核心にあるのは一種の生きづらさ、なのではないかと思う。
なりたい自分、なれない自分、求めていたはずの「自分らしさ」すら、見出だしたはずの「本当の自分」すら、いつの間にやら見誤っていた気がする自分、ぐちゃぐちゃに絡まったまま、それでも生きてゆくしかない自分。
そんな若い魂の痛みが、ひりひりするくらいに伝わってきて、胸が痛んだ。
タイトルは明らかにニルヴァーナの「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」をもじっているけれど、カート・コバーンという人もまた、強烈な生きづらさを抱えていた。
瞬く間にロック・スターに成り上がってしまったという現実と、「こんなものになりたかったわけじゃないのに」という無い物ねだりの相克の中で、カートは生き、死んでいった。
そんなカートの姿が、この漫画の登場人物たちにだぶって見えた。
もう少し、書きたいことはあるのだけれど、続きは、「サイドB」で。by roka- 7
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5.0
わ、こういうストーリー?!
昔の名作ということで、この作品が上がっているのを某サイトで見てとても気になりました。
書かれている作品のテーマは重たいのですが、なんだろう、ちょっとしたギャグもあるからか、さらりと読み進めることができます。
絵も私は結構好きで、9年前の作品ではあるけれど古さを感じません。
とても興味深いところで、次のSIDE-Bへ続くのでどういう展開になって、お話がコンプリートするのか楽しみ。by 匿名希望- 0
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5.0
好きすぎて単行本買った
そんじょそこらのホモじゃなかった
舐めてかかると
きっとアナタ、泣きますよ!
青春ていいな。by ピストン・ぢゅわ子- 10
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4.0
声を大にして
お薦めします!! そしてSIDE -Bヘ。線の細い美しい目元が印象的な絵。そしてキャラがみんな瑞々しくって良い。ボーイズもガールズもオジサマもオバサマもお兄さまも。生きづらさを夢と諦めの両方でくるんでもがいて物語は一体何処へ向かうのでしょう…。
by カコ- 0
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5.0