【ネタバレあり】冬薔薇姫のレビューと感想

不思議な感覚

　主役は、別荘管理人の祖母のもとで、冬休みの間アルバイトをしに来ている極普通の高校生の考司。
　人形作家の近江上総の創るビスクドールにまつわる不思議な空気が幻想的で、何処かのファンタジーランドに迷い込んでしまったような怪しげな感覚に陥る。
　ビスクドールのモデルの冬薔薇姫は、超絶美少女で、　１３歳で成長を止めている！？　上総の冬薔薇姫への溺愛は常識を逸している。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんな冬薔薇姫に恋してしまった考司。
　考司の恋のゆくえはどうなるのか？楽しみだ。

姫派

1話完結の恋愛系。藤崎先生は元はダリアで知ったけど、一番のお気に入りがこの作品。
ピスクドールを作る人形師という職業が話の軸にあるので、ドール好きの方にとっても楽しめる1冊かも。

1+1に出てくる、姫のお話しです。とっても複雑な恋愛をしてやっと結ばれる2人のお話がとっても好きです。

ゴシック調な雰囲気で絵がキレイです。でも、ストーリー事態は特に印象に残る感じではなく…。
少し物足りないなと思う方が多いかもしれません。

高津くんより姫派

作者さん買いです。
『１＋１』を気に入っていて、その中にも姫が出てくるので、どういう人なのか知りたくて購入しました。
姫は美しいです。本の主人公は高津くんなのに、姫に注目してしまいます。美しいままの理由も分かったので、また『１＋１』を楽しく読めそうです。