【ネタバレあり】夏雪ランデブーのレビューと感想（7ページ目）

大人な話だし、なかなか珍しい設定で展開が読めず面白いです。葉月くんのクールな感じもカッコよくていいですね。

まだ読み始めたばかりですが、亡くなった旦那さんは成仏していないみたいなので、何が目的？
今のところ、店長さんは恋愛するつもりはなさそうだけど、葉月くん頑張れ。

恋敵が元旦那、しかもハズキだけに見えてしまう幽霊だなんて今までに無いパターンのお話です。
幽霊のお話だから怖いとかもなく、生前は格好ばっかつけていたシマオが幽霊になったらハズキの前だけはヒロインのロッカに未練タラタラで子供っぽい姿が面白いです。
だけど、それだけロッカを愛してきた事がわかるし、ちょっと泣けます。

心霊ものですが、ぜんぜん怖くない。
むしろ、どこか間抜けで可愛らしいです。
ぜんぜん怖くない、嫁さんのストーカーと化した幽霊と、その幽霊相手に淡々と顔色も変えずに接しているバイトくんのやり取りが面白いです。
この奇妙な三角関係の行方がとても気になります。

好きすぎる。

河内先生の描く絵と独創的な世界観が大好きです。
葉月君が可愛くて個人的にタイプ過ぎて
切なくてきゅううっ。。。となり
読んでてしんどいくらい（笑）
でも繰り返し何度も読み返してしまう。

前夫、こわすぎる。
死んだなら、愛する人の幸せを願っていただきたい。
前夫込みの絵面がシュールで、面白いです。

私だったら

好きなあいての死んだはずの伴侶が自分だけに見えたら怖くて身を引くような気がする

主人公やる気のない見た目なのに意外と押しが強い感じもよい。ツボる・！

若干、店長目がでかすがるのが気になる・・

「涙雨とセレナーデ」で注目中の作者さん。
この作品も最初から切ない場面がいくつも出てきます。
愛しあっている人との死に別れがテーマになっています。

魂は不滅？

故人となった島尾の六花への思いの深さ、強さが現生に執着して、恋敵？菜月に取り憑く結果となったけれど、残された六花の島尾への愛は不変でも、健気に生きる六花が穏やかな好意を示す葉月を好きになるのは自然の摂理で仕方ないかな。

一気読みしました

ちょっと読んでみるつもりが、するーっと最後まで読んでしまいました。葉月と店長のありがちな恋物語と思っていたら、現実なのか空想なのかわからない世界に入って、夢を見ているような不思議な、でも強い想いが込められた少し怖いようなお話でした。読んで良かった。大人向き。