【ネタバレあり】うらめしやのレビューと感想（59ページ目）

最初は

魔木子先生の作品は、ダーティでエロスの世界というイメージから入りました。
しかし、この作品は江戸の情緒や人情を描いています。
登場人物がどんどん身近に感じられ、昔の時代劇のようです。
背景の細かさも躍動感ある画力もさすがで、人物の美しさにも目を惹きます。
着物を美しく描いていて、やっぱり実力ある漫画家さんなんだと実感しました。

絵が古いかなと躊躇していたところ、レビューが高評価でちょっと読もうと思ったらハマりました。
お妖さんの悲しくも優しい人柄がいい。
人間模様がしっかり描かれていて、ストーリーに引き込まれてしまいます。

読みやすい

１話、１話がしっかり完結していて読みやすいです。大きな流れはあるのだけれど、そのなかで、一つ一つがしっかりしています。ただ、オンラインブックだと、１話が複数に分割されているのでもどかしいところもあります(苦笑)　光太郎が産まれてから、切ない別れはとても心さかれますが、お妖の母親の強さにはひかれます。同じ母親として、私もしっかりありたいと思いました。

個性的な絵だな〜というのが第一印象ですが、お妖さんが色っぽくて美しくてかっこよくてブレなくて、虜になりました。これで妖の物まで退治できるなんて最強。

作家さん買いです。全体的に少し怖い面もありますが、絵もお話も好きです。
お妖さんのお話はなんとなく切なくて特に好きです。

かっこいい

主人公の女のひとがキップがよくてかっこいい性格をしていま妖怪にも注目ですが、それ以外のふたりのやり取りもおもひろいです。

面白い

タイトルだけは聞いた事があって、今回の無料連載がチャンスだと思って読み始めました。
面白い！
いわゆるツンデレなヒロインも、ちゃらいけどお妖さんの事を好きになって一途なコンビが見ててとても好きです。

もののけものだけどそこまでグロテスクな表現はなくて読みやすいと思います。
情が深いからみえてしまうのかなお妖さんは。

とても面白い

2・3話で読み切りのストーリーです。
ちょっぴりおどろおどしいけども、コミカルでさっぱり読めるマンガです。
所々、セリフ？文字が小さすぎて読みにくいのが残念ポイントです。

魔木子先生〜

昔からお名前も家風も存じておりましたが、やはりレディコミの女王としてHな漫画もありつつの…で思ってましたが、こんな読み応えのある作風ってま木子先生の作品では私は初めて出会いました。大変失礼致しました。それで、この『うらめしや〜』ですが、実は主人公のお夭さんのひ孫？の話の『かごめ』も同時進行で読んでいてお夭さんも死後の世界から出てきます。で、ひ孫ってことはお夭さんは誰と結ばれたのかまだ、そこまで読んでなくてとっても気になりながら毎日読んでます。佐次さんとの子孫であって欲しいけど…その辺りもこれからまだまだ楽しみです。