5.0
池田理代子先生の作品は
池田理代子先生の作品は、読んでいて高貴な世界に触れられて、贅沢な気持ちになります。
読んだことなかった作品ですが、とても楽しみです。
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池田理代子先生の作品は、読んでいて高貴な世界に触れられて、贅沢な気持ちになります。
読んだことなかった作品ですが、とても楽しみです。
初めはオスカルの少し庶民版、みたいな感じで読んだと思います。
よく分からないな〜で終わった記憶があります。オスカルみたいに地盤に歴史があるわけでもなく、性同一性障害自体、まだあまり認知されていなかったと思う。
読み返すと、重いし悲しいお話です。
漫画が世情を先取りしていることを表す作品では。
池田先生の描く男装の麗人の中ではクローディーヌが1番好き!
あまりに麗しすぎて、ため息が出てしまう。
オスカルよりもユリウスよりもいい!
でもあんなつまらない女にふられたくらいで死なないでよー
まだLGBDや性同一性障害が、夜に知られられず、認知も無かった時代に描かれた作品だという事が驚きでした。
もっと評価をされてもいいと思います。
大抵のお話は、先が読めるけど、この話は先がどうなるのか読めません。どんなお話なのか。。今で言うトランスジェンダー?それともただの恋愛もの?迷ってます。
LGBTのお話です
はっきりと言って時代を先取りしていますね池田先生のこのマンガ。
そして救いのないけど男女関係なく
愛の深さは関係ない
女が女を愛するのに浅い深いも
関係なく男性が男性を愛するのに
浅いも深いもなく愛のために死ぬことさえ
厭わない。とってもかなしい物語です
今ならきっともっと違うエンディングに
できるのかも
作新が描かれた当時は
性同一性障害、という概念が
まだなかったろうと思います。
生まれ持った生物学的性別以外
男性である
クローディーヌの生涯を、
クローディーヌと関わってきた医師の
目を通して描いた物語です。
作者は
クローディーヌがこうなった
病理として
父親との関係性を頭においているように見えます。